株式会社クリューシステムズ
株式会社クリューシステムズ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 平山勝彦)は、近年需要が高まるクラウド型監視カメラサービスとして、エッジAIアダプタ経由で8台の既設の監視カメラを直接クラウドに接続して利用できるサービスを、¥600円/カメラ・月(税別)で提供開始。2024年6月から。
エッジAIアダプタ外観
これまで施設監視では、オンプレミス型のVMS又はレコーダーによる監視カメラシステムが一般的でした。クリューシステムズでもVMSとクラウドを接続することで、エッジ・クラウド型で利用できるAccepture*1(アクセプチャ)製品を大規模施設向けに販売して参りました。
この度、中小規模の施設への対応として、すべてクラウドから利用できるVMSサービスとして「Accepture C-VMS*2」の販売を開始致します。
フルクラウド型VMSサービスとしてはVMSソフトウェアをクラウドセンターに配備して利用するタイプがほとんどですが、カメラの映像をクラウドに常に送るため、安定した通信回線を確保しなければならず、ビジネスで利用する場合は帯域保証型のネットワークが必要となります。安価なベストエフォート型のネットワーク接続を利用した場合、ネットワークの混雑や切断に起因する録画欠損が生じたり、映像を見ることができないブラックアウトアウトなどの問題が生じていました。
これらの問題に対処すべく、クラウドでの利用に特化したVMSを一から再設計することで、ネットワークの通信速度が不安定になったり、又は切断された状態が発生しても問題なく利用できるサービスの開発に成功致しました。ネットワーク帯域制御を最適化することで、ベストエフォートのネットワーク回線でも問題なく利用する事が可能です。結果、運用費用が抑えられ、モニタリング環境も特別な設備を導入する事無く、ノートPCがあればどこからでも利用できます。クリューシステムズのAI監視カメラ用クラウドプラットフォーム「 SeeITAI*3」の技術をフル活用して再設計したフルクラウド型VMS「Accepture C-VMS*2」です。
現在の監視カメラシステムをフルクラウド型に変更することで、サイバーセキュリティの強化できるメリットや、録画データをAI分析により利活用できるメリットがあります。
この度発表したフルクラウド型VMS「Accepture C-VMS*2」は、既設の監視カメラシステムのLAN上にエッジAIアダプタを配備して、既設の監視カメラをクラウド型としても同時利用出来るため、既設監視カメラシステムを何ら変更することなくアドオンで利用できる利便性があります。
1台のエッジAIアダプタで8台の既設監視カメラをクラウド型として利用可能です。
また、エッジAIアダプタにはAI警備として利用できる、実績豊富なAIソフトウェアを内蔵し、エッジでAI検知してリアルタイムに通報する「AI警備」機能も利用可能です。エッジAIソフトウェアを利用する場合には、同時接続出来るカメラ数は4台になります。これまでAIソフトウェアを利用する場合には別途費用が必要でしたが、「Accepture C-VMS*2」サービスではスマートシティなどで導入実績の多いAIソフトウェアを、無償で利用できる「GoodAI*4」をラインアップしました。
「GoodAI*4」では、6種類のAIソフトウェアをラインナップしています。
「Accepture C-VMS*2」サービス価格
1. 「遠隔巡回監視プラン」
¥600円/カメラ・月(税別)(16カメラ利用時)
夜間のみ遠隔巡回警備として利用、録画は既設のVMSで行うプラン。
2. 「クラウド録画プラン」…
(7日間録画)¥1,200円/カメラ・月(税別) …(365日間録画)¥7,000円/カメラ・
月(税別)
このプランには「遠隔巡回監視プラン」が含まれてます。
エッジAIアダプタ価格
¥180,000円(税別) 取扱店またはクリューシステムズより購入可能。
*1 Accepture(R)️は株式会社クリューシステムズの登録商標です。
*2 C-VMSはTM株式会社クリューシステムズの商標です。
*3 SeeITAI(R)️は株式会社クリューシステムズの登録商標です。
*4 GoodAI(R)️は株式会社クリューシステムズの登録商標です。
【本リリースに関するお問合わせ】
株式会社クリューシステムズ contact@crew-sys.com
【パンフレット】
https://www.crew-sys.com/download-pdf/
C-VMSパンフレット.pdf