楽天モバイルは30日、昨年10月に認定を受けた“プラチナバンド”700MHz帯の電波について、試験電波の発射を開始したと発表した。
プラチナバンドの楽天モバイルへの割当については、既存3キャリアが利用している周波数帯の再割当など、さまざまな議論が展開されたが、新たに利用が開始された700MHz帯の3MHz幅が新規割当される形になった。
同社では、障害物があっても回り込みやすく、屋内や地下にも浸透しやすいプラチナバンドの特性を活かし、ユーザー数およびトラヒックの多い都市部でのエリアの穴をカバーすることを優先して順次展開していく予定。今回の試験電波による検証を経て、早期に商用サービスを提供できるよう準備を進めるとしている。