窓口での面倒な手続きをスマホから、体育館の複雑な面割りや抽選予約にも対応
ウイングアークとスマートバリュー、自治体向け「公共施設予約システム」を提供開始
2024年05月01日 12時20分更新
ウイングアーク1stとスマートバリューは、2024年4月30日、自治体向けの公共施設予約システム「ラクリザ」を同日より提供開始したことを発表した。
ラクリザは、スマートフォンやパソコンなどから誰でも簡単に、公共施設の予約ができるクラウド型予約システム。窓口での面倒な手続きや予約受付期間が限られているといった、自治体管理の公共施設の利用における課題を解決する。シンプルなデザインを採用し、高齢者を含む幅広い利用者層が使いやすいよう開発された。
北九州市の体育館を対象に実施していた実証実験を基に、体育館の複雑な面割りや抽選予約など、公共施設ごとに異なる複雑な運用体系にも柔軟に対応。データ収集から蓄積、分析、可視化、報告に至るまでの機能を集約して、施設管理者の業務効率化やデータ活用も促進する。
今後、スマートロック連携やAPI連携、ウイングアーク1stのBIツール「MotionBoard」による統計機能の拡張など、さらなる効率化に向けた機能強化を図っていく。また、デジタル庁によるデジタルマーケットプレイスにも展開し、行政のデジタル化による社会課題の解決にも寄与していくとする。