リアライズ・イノベーションズ株式会社
~専用のクラウド環境の構築や各データのアップロードが不要に~
ソフトバンク株式会社のグループ会社であるリアライズ・イノベーションズ株式会社(代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・イノベーションズ」)は、AI(人工知能)を活用した行動解析ソリューションを提供するSentiance NV(センティアンス エヌヴィ、本社:ベルギー王国アントウェルペン、CEO:トゥーン・ヴァンパリス、以下「Sentiance社」)と共同で、日本国内の法人のお客さまに、スマートフォンアプリ向けのSDK(ソフトウエア開発キット)のみで利用可能なSentiance社の行動解析や車両運転診断ソリューションの提供を、2024年4月26日に開始します。
Sentiance社は、スマートフォンのGPSや加速度計、ジャイロセンサー(角速度センサー)などから得られたデータを解析し、人の行動パターンを分類して予測・評価する解析技術を有しています。リアライズ・イノベーションズは、Sentiance社の解析技術を活用して、自動で行動履歴や移動手段の解析、運転診断(アクセルやブレーキ、右左折などの運転挙動の分析)を行うソリューションを、日本国内の法人のお客さま向けに提供しています。※
これまでは、法人のお客さまがSentiance社のスマートフォンアプリ向けのSDKを活用して、解析に必要なセンシングデータを収集した後に、Sentiance社のクラウドに各データをアップロードして解析する必要があり、解析速度やお客さまのセキュリティ要件によってはソリューションの導入が難しいなどの課題がありました。このたび、SDKのみで解析が可能になることによって、お客さまご自身でさまざまな情報を管理することができます。また、クラウド環境の構築や各データのアップロードが不要なため、解析速度の向上やインフラコストの削減、スマートフォンのバッテリー消費の抑制なども期待できます。
リアライズ・イノベーションズは、今後もSentiance社のSDKを活用して、行動解析によって健康づくりに貢献するヘルスケア向けソリューションや、より安全・安心な車両関連の運転診断ソリューション開発に取り組んでいきます。
※ Sentiance社のソリューションの詳細は、こちら(https://realize-innovations.jp/feature/sentiance/)をご覧ください。
■Sentiance社について
Sentiance社は、さまざまなセンシングデータをAIで解析し、人々の行動やコンテキスト分析を行う技術を有しています。Sentiance社の技術は、保険や健康管理、モビリティ、スマートホーム、コネクティッドカー、eコマースサービスなどのさまざまな分野で活用されている他、解析したセンシングデータは、法人のお客さまのマーケティング活動や個人の特性に最適化したサービスに活用されています。
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