国内大手のポイントサービス「Tポイント」(CCCMKホールディングス提供)と、「Vポイント」(三井住友カード提供)が4月22日、統合された。
統合後のサービス名はVポイントだが、ロゴマークはTポイントの青と黄色のマークをベースとしたデザインを採用している。
アプリの名称もTポイントからVポイントへ変更。サードパーティーのアプリから表示するモバイルTカードについても、Vポイントカードに表記が切り替わった。プラスチック製のTカードも引き続きVポイントカードとして使えるが、こちらは将来的にアプリへの統合という形で廃止される予定だ。
統合前からTポイントとVポイントの両方を使っていたユーザーは、連携手続きをしてポイントを合算することもできる。三井住友カードのユーザーなら、「VポイントPay」アプリを使い、Visa加盟店でVポイントを使ったタッチ決済も利用可能だ。
Tポイントは1983年、レンタルビデオ店「TSUTAYA」の会員証「Tカード」として誕生。2003年には共通ポイントサービス「Tポイント」に刷新し、コンビニ大手「ファミリーマート」やドラッグストア「ウエルシア」など、TSUTAYA以外にも加盟店を拡大していた。今回の統合により、Tポイントの名称は約20年の歴史に幕を閉じることとなる。