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ゼンハイザーからスポーツ向けの高級イヤホン「MOMENTUM Sport」が登場

2024年04月11日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 心拍や体温の計測も可能なスポーツタイプのハイエンドイヤホン「MOMENTUM Sport」がゼンハイザーから発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて5万3955円で販売が始まっている。

ゼンハイザーの上位モデル「MOMENTUM」から新たに登場したスポーツ向けモデル。高機能なため価格も5万円超と高めだ

 ゼンハイザーによるハイブランドのMOMENTUMシリーズとしては初となる、スポーツタイプのワイヤレスイヤホン。パフォーマンストラッキングセンサーを内蔵し、心拍数と体温をリアルタイムで測定。スマートフォンアプリと連携してトレーニングデータの管理・分析などを行うことができる。

 PPG(光電式容積脈波記録法)で心拍数を計測し、NTC温度センサーで体温を計測する仕組みになっている。耳は人間の体の重量な部分に近く、皮膚も薄く血管に近いことから、特に体温は誤差±0.3度以内の正確さで計測が可能という。

新開発のドライバーを搭載。イヤホンとしては珍しく、心拍・体温を計測するセンサーも内蔵している

 ドライバーは新開発の10mm径TrueResponseトランスデューサーを採用。従来のドライバーより大型のマグネットとコイルを組み合わせ、パワフルな振動板の動きを可能にしているとされる。また、セミオープン型のため、自分の足音や呼吸、その他の体から発生するノイズを抑えることが可能だ。

 周囲の騒音に合わせて強度を自動調整するハイブリッドアダプティブノイズキャンセリング機能、周囲の音を聞き取れる外音取り込み機能を備えている。

aptX Adaptiveなど高音質コーデックに対応、バッテリーライフも長い。フィット感を向上させるイヤーフィンを備えるが、ない状態にフレームを換装することもできる

 主な仕様は、再生周波数帯域15Hz~18KHz、感度110dB SPL(@1kHz)、IP55の防滴・防塵仕様など。接続インターフェースはBluetooth 5.2で、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptiveに対応する。バッテリーライフはイヤホン単体で約6時間、充電ケース併用で約24時間。

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