金麦シリーズなのに“サワー”とは!?
サントリーが「金麦サワー」を、4月16日から北海道エリアで期間限定で販売すると発表しました。
金麦といえば第3のビールの銘柄としてメジャーです。でも新発売されるのは金麦“サワー”。金麦だけどサワー、金麦なのにサワー。どういうことでしょう?
サントリーでは「“サワー”の味わいをビールの醸造技術で実現した」と表現しています。具体的には、「金麦」シリーズのこだわりの素材である「旨味麦芽」を使用する点は従来の金麦から変えていないものの、「レモンドロップホップ」と「シトラホップ」を醸造時に使用することで、麦のうまみに柑橘系の香りを添加しているとのこと。
レモンドロップホップ、シトラホップともに、ビールの一種であるIPA(インディア・ペール・エール)にもよく使われている素材で、果実のような爽やかな香りが特徴。香料や甘味料を使用せず、自然な味わいを作り上げることにこだわったといいます。
つまり金麦サワーは、旨味麦芽、レモンドロップホップ、シトラホップという象徴的な素材のおいしさをサントリーの醸造技術で引き出した“サワー的な味わいを持つ、金麦”とも言い換えることができそうです(なお酒税法上の分類は「発泡酒」です)。