三井住友銀行は4月8日、個人向けのインターネットバンキング「SMBCダイレクト」において、不正ログインの手口の巧妙化を受け、生体認証を用いた新たなセキュリティーサービスとして「SMBCセーフティパス」を導入したことを発表した。
本サービスに登録後、三井住友銀行アプリでのログイン、インターネットブラウザーでのSMBCダイレクトのログイン、いずれの場合も、サービス登録時のスマホ端末による生体認証が必要となる。インターネットバンキングのログインチャネルを問わず、ログイン時には暗証番号やPINだけでなく生体認証を必須とすることについて、邦銀として初の取り組みとしている。
SMBCセーフティパスの利用にあたり、三井住友銀行アプリでのサービス登録が必要となる。SMBCセーフティパスでログインした場合、振込等の取引における従来のワンタイムパスワードは不要となる。
登録上限は、SMBCダイレクト1契約あたりスマホは1端末まで。同一のスマホにSMBCダイレクト複数契約分を登録することも可能だ。