STマイクロエレクトロニクスは4月3日、パナソニック サイクルテックの電動アシスト自転車にエッジAI機能を提供したと発表した。
パナソニック サイクルテックの電動アシスト自転車「ティモ・A」にはSTマイクロエレクトロニクスのマイクロコントローラー「STM32F3」およびエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」を採用。これにより、モーターの回転数やスピード・センサーの情報をもとに、AIがタイヤの空気圧を推定。空気圧センサーなしで空気入れタイミングの目安を液晶スイッチに表示する機能を実装した。
STM32Cube.AIにより、STM32F3マイコンの内蔵メモリーのみで機能を実現でき、タイヤの空気圧メンテナンスを簡略化するとともにユーザーの安全性向上や、タイヤをはじめとする自転車部品の寿命延長に貢献できるとしている。