リンクスインターナショナルは、AMD Radeon RX 7600M XTを搭載した小型のeGPUボックス「GPD G1 2024」を発表した。価格は10万8800円で、3月下旬以降に全国のPCパーツ専門店にて販売する。
本製品は、Thunderbolt 3/4またはUSB 4ポートを搭載する機器に対応。また、別売オプションのOCuLinkケーブルを接続することで、GPD WIN MiniやGPD WIN4 2023、GPD WIN Max 2 2023など、OCuLink搭載モバイルゲーミングPCのグラフィック性能をさらに向上させる。
240W窒化ガリウム電源を搭載することで、小型・軽量化を実現。また、60Wで動作する「サイレントモード」と「通常モード」の物理切り替えスイッチを新たに搭載し、軸流ファンと動的温度制御により高エアフローと低ノイズを両立したとする。
OCuLinkを使用したeGPU機能により、DisplayPort×2とHDMIの最大3画面同時出力に対応。さらにUSB 4ポートを接続することでUSB 3.2ポートやSD 4.0カードスロット、USB PD給電(65W)によるPC本体への充電を併用することが可能。USB 4ケーブル、電源ケーブルが付属する。サイズは幅225×高さ30×奥行き111mm、重量はおよそ920g。
OculinkケーブルとM.2 to Oculink変換カードがセットになった「GPD G1 アクセサリ」も用意され、価格は6450円。
訂正とお詫び:初出時、価格表記に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。(2024年3月26日更新)