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イルマ i プライムとイルマ iはタッチスクリーンを搭載、連続使用回数は2回から3回に

加熱式たばこ新モデル「IQOS イルマ i」シリーズ登場、8分間停止可能なポーズモード搭載

2024年03月13日 14時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「IQOS ILUMA i シリーズ(イルマ アイ)」発表

 フィリップ モリス ジャパンは3月13日、加熱式たばこ「IQOS ILUMA」シリーズの新型となる「IQOS ILUMA i シリーズ(イルマ アイ)」を発表した。「IQOS イルマ i プライム」「IQOS イルマ i」「IQOS イルマ i ワン」をラインアップする。

 3月13日から、IQOS オンラインストア、IQOS LINE 公式アカウント、IQOS テレセールスセンターによる電話勧誘、および全国7店舗のIQOS ストア、IQOS ショップ(ヤマダデンキ一部店舗、ビックカメラ一部店舗)、IQOS コーナー(ドン・キホーテ系列の一部店舗)などで、4月16日から全国の主要コンビニエンスストアおよび一部のたばこ取扱店で順次発売する。

初出時、主要コンビニエンスストアおよび一部のたばこ取扱店での発売日が誤っておりました。お詫びし、修正致します。

 価格は、IQOS イルマ i プライムが9980円、IQOS イルマ iが6980円、IQOS イルマ i ワンが3980円。

イルマ i プライムとイルマ iは連続使用が2本から3本に

IQOS イルマ i プライム

IQOS イルマ i

 IQOS ILUMA i シリーズは、従来製品同様燃焼せず内側からたばこ葉を加熱する「スマートコア・インダクション・システム」を搭載する加熱式たばこで、新たにタッチスクリーンと新機能を追加。加えて、IQOS イルマ i プライムとIQOS イルマ iは従来の2本連続使用から3本連続使用に強化。対応スティックは、従来通り「TEREA」と「SENTIA」となる。

使用中に8分間停止可能なポーズモードを搭載

IQOS イルマ i プライムとIQOS イルマ iの新機能。フレックスパフ機能はIQOS イルマ i ワンも搭載

 

 IQOS イルマ i プライムとIQOS イルマ iは、従来製品になかったタッチスクリーンを搭載し、必要な情報が一目でわかる。LEDの点灯パターンにより加熱ステータス(加熱中、加熱完了)や、残りの使用回数(2本連続使用が可能、1本使用が可能)を表示できる。

新たにタッチスクリーンを搭載

スティックを入れると加熱が開始されるが、あとどれくらい待てば吸えるかがLEDで表示される

LEDがリング状になったら吸えるようになるなる

 また、新たにポーズモードを搭載。1本目もしくは2本目のいずれか1回のみ利用でき、いずれも最初の3分間または8口(バフ)に達する前であれば、ポーズモードを起動できる。ポーズモードが利用可能な場合は、タッチスクリーン上部に2本の縦線が表示される。

 タッチスクリーンを若干上から若干下までスワイプすると、一時停止することが可能だ。起動時にはタッチスクリーン中央に4つの縦線が点灯し、ホルダーが振動して一時停止の開始をしらせてくれる。起動後は、リング状LEDが一時停止の残り時間を表示する。

ポーズモード中の表示

 ポーズモード中にタッチスクリーンを若干下から若干上までスワイプすると、ポーズモードが終了できる。終了後には再加熱が開始され、もういちど振動してリング状LEDが一時停止前に表示された状態にもどれば、再度使用することが可能だ。なお、8分以内に使用を再開しない場合は、ホルダーが自動的に完全に停止する。

 個人的にはこのポーズモードが一番うれしい新機能だと感じる。私は日々ゲームをプレイしているので、マッチングの間にIQOSを起動することが結構ある。そんなときに、急にマッチングしてしまい1本分満足に吸えずにもったいない思いをすることが結構ある。そんなときに、ポーズモードはかなり便利だ。

 ゲームプレイ時以外にも、起動してすぐに停止する必要があるときはしばしばある。そういった際に、これまでは停止してスティックを捨てていたが、これが一時停止、再開ができることで無駄が省けそうだなと思った。

 さらに、3機種とも新たにフレックスパフ・フレックスバッテリーモードを搭載。フレックスパフは、個人の使用パターンによっては、初期設定の14口(パフ)に加えてさらに4口(パフ)を追加する機能だ。こちらはシステムで制御されているため、自身で設定することはできず、自動で起動する機能となる。

 フレックスバッテリーは、アプリ上で通常のパフォーマンスモードとエコモードを切り替える機能。エコモードでは、連続使用が1本のみになり、ポーズモードも使用不可になる。

IQOS イルマ i ワンはオートスタート機能を新たに搭載

 IQOS イルマ i ワンは、従来製品だと使用時にボタン操作が必要だったが、新モデルではオートスタート機能が加わった。連続使用回数は、従来どおり20本となる。

 カラバリは、IQOS イルマ i プライムがブリーズブルー、ガーネットレッド、ミッドナイトブラックの3色、IQOS イルマ iとIQOS イルマ i ワンがブリーズブルー、デジタルバイオレット、ビビッドテラコッタ、ミッドナイトブラックの4色だ。

IQOS イルマ i プライムのカラバリ

IQOS イルマ iのカラバリ

IQOS イルマ i ワンのカラバリ

書道アーティストのMaaya Wakasugi氏がパフォーマンスを披露

「IQOS 10周年および新製品発表会」が開催

 同社は13日に「IQOS 10周年および新製品発表会」を実施。10周年だけあって、開始前にはオーケストラパフォーマンス、開始時には和太鼓パフォーマンス、そして書道アーティストのMaaya Wakasugi氏によるパフォーマンスも実施するなど、豪華な演出が続いた。

会場に入るとオーケストラパフォーマンスがお出迎え

発表会は和太鼓パフォーマンスでスタート

スゴイ迫力

書道アーティストのMaaya Wakasugi氏がパフォーマンスを披露

 また、フィリップ モリス インターナショナルのヤツェック・オルザックCEOも登壇し、Maaya Wakasugi氏とともにIQOS 10 Year Anniversaryのロゴに筆入れを実施した。

ヤツェック・オルザックCEOとMaaya Wakasugi氏がIQOS 10 Year Anniversaryのロゴに筆入れを実施

 ヤツェック氏はIQOSの新製品の投入が世界初となることが多い日本について「最新技術やイノベーションを受け入れる風土があり、けむりの出ない製品を受け入れてくれたことに感謝しています」と挨拶した。

ヤツェック氏

日本のIQOSユーザー数は推定850万人

 日本のたばこ市場では、けむりの出ない製品の割合が40%を超えており、東京ではそれ以上の数値を記録していることを報告。新製品の投入により、ヤツェック氏は「日本で紙巻きたばこの減少をさらに加速できる」と自信を見せた。

煙のないより良い未来へと、加熱式たばこへの期待を語った

20歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含まれるなど、あなたの健康への悪影響が否定できません。
望まない受動喫煙が生じないよう、野外や家庭でも周囲の状況に配慮することが、健康増進法上、義務付けられています。

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