歴史と伝統のホテル「ペニンシュラ」の物語! 第3回

どれも飲みたくなる! “ペニンシュラ”最上階のバー「Peterバー」で注文してほしいオリジナルドリンク4選!

文●ザ・ペニンシュラ東京

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 皆さん、こんにちは! 日比谷のホテル「ザ・ペニンシュラ東京」です!

 連載2回目となった前回は、「ザ・ペニンシュラ東京」ならではのメニューというテーマで、実際にホテルでお楽しみいただけるここだけのメニューとして、「ザ・ロビー」で提供しているアフタヌーンティーについて、紹介させていただきました。

1日1組限定! 隠れ家的なバルコニー席で楽しむ「ザ・ロビー」のスペシャルなアフタヌーンティー
https://lovewalker.jp/elem/000/004/181/4181655/

 3回目となる今回も引き続き、「ザ・ペニンシュラ東京」ならではのメニューとして、ホテル最上階の24階にある「Peterバー」のスペシャルメニューを紹介いたします。

「Peterバー」で楽しめるオリジナルドリンク

 ザ・ペニンシュラ東京には、ホテル最上階の24階にステーキ&グリル「Peter」に併設したバー「Peterバー」があります。

 このバー、ちょっと個性的なのです!

 仲通りに面したホテルの裏側のエントランスからロビーを通らずに直通エレベーターでアクセスするバーということもあり、ロビーやパブリックスペースとは異なるデザインが特徴!カナダの気鋭デザインチーム「ヤブ・プッシェルバーグ」がデザインを手掛けた、スチールや木などの異素材を組み合わせた遊び心あふれる空間が広がっています。

 昼間は日比谷・銀座・汐留方面の高層ビル群やお台場の景色を、夜はそういった景色が楽しめるのはもちろん、おしゃれでムーディーな紫を基調としたライティングが窓にキラキラ反射し、ロマンティックな雰囲気を演出するんです!(通常18:00オープン、土日祝日は15:00から)

 日比谷駅直結、そしてJR有楽町駅、丸の内・銀座へも徒歩圏内のホテルという特性上、食前酒、また食後酒をお楽しみいただく場所として、丸の内に点在する多くのご飲食店との行き来をスムーズにしていただけるのもポイント♪

 さぁここで、そんなバーでおすすめのドリンクをピックアップしてご紹介します!

①ペニンシュラオリジナル“ザ・ペニンシュラ シャンパン ドゥーツ ブリュット”
グラス:¥4,700/ ボトル:¥28,000

 ペニンシュラはシャンパンやワイン、日本酒などのお酒もこだわりを持ったオリジナルセレクションで展開!

 その中でもシャンパンは、厳選した最高のメゾン「ドゥーツ社」とコラボレーションし、ペニンシュラらしさを出した最高級のものをお客様へご提供しています♪

 1838年よりシャンパンを創り続ける「ドゥーツ社」の最高級のマルチヴィンテージシャンパン“クラシック・ブリュット”で、厳選された最良のクリュのブドウのみを使用し、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエで構成されています。黄金色に輝く色合いと泡の細かさ、クリーミーな味わいが特徴で、前菜から魚料理や肉料理、またデザートなどともよく合います!

②シグネチャーカクテル「東京ジョー」
¥2,800

 ハンフリー・ボガート主演、1949年のハリウッド映画『東京ジョー』をご存じの方はいらっしゃいますか???

 第2次世界大戦前後に銀座にあったバーが舞台となっているのですが、公開から約60年後にザ・ペニンシュラ東京が建つこととなる日比谷交差点もシーンに登場していました! そういった由来で、ミクソロジー&バー マネージャーの鎌田真理が手掛けたのがこのカクテルです!

 ボガート氏が一番好んだと言われるドランブイに、ボンベイサファイア・梅酒・クランベリージュース・レモンジュースをブレンドしており、お酒の甘味とクランベリーやレモンの酸味が融合し、マイルドかつ爽やかな後味を感じられます。

 ホテルのロビーの壁面(京都町屋の千本格子をイメージ)をモチーフにしたスタンドに、現代的要素を盛り込んだ盃のようなデザインの特注グラスが特徴的!

※アルコールが入っていない「ベビー東京ジョー」もございます。

③ととのうカクテル「和漢パローマ」
¥2,800

 ミクソロジー&バー マネージャーの鎌田真理と1830年に名古屋で創業した老舗漢方薬局「和薬・漢方の本草閣」の第九代目当主であり薬剤師の秋山あかね氏のコラボレーションで、シーズンに合わせて約3種類のカクテルをご用意している「ととのうカクテル」。

 薬膳アドバイザーの資格も持つ鎌田の、“和漢”に親しみをもってもらいたいという想いから実現したもので、イメージとは裏腹にとっても飲みやすい味わいが特徴です!

 “和漢”は漢方とも呼ばれており、中国から伝来した中国医学をもとに、日本の気候や風土に合わせて独自に発展したそう。陰陽五行論に基づき、ひとりひとりが先天的に持つものだけではなく、日々の生活習慣などによる体質に合わせ薬膳食材を取り入れ、心とカラダを巡回させるのがおすすめなんだとか!

 3月末までご提供中の「和漢パローマ」は、高麗人参やウコンを漬け込んだテキーラに、グレープフルーツジュースや柚子ジュース、エルダーフラワートニックを合わせたカクテルで、ドライにした高麗人参とウコンをお塩に混ぜたものをグラスの縁にあしらっています!

④ノンアルコールセレクション“ザ・ゼロプルーフ”の「江戸パレス」
¥2,050

 「Peterバー」では、『お酒が飲めない方やお酒が飲めない状況においてもバーを楽しんでいただきたい!』そんな強い思いを込めて、2021年にノンアルコールセレクションを再強化したんです! 従来 “モクテル”と謳っていたノンアルコールのドリンクを“ザ・ゼロプルーフ”と名付け、現在ではオリジナルで作り上げたもの、クラシックカクテルをアレンジしたものなど合わせて約15種類をご用意しています。バーでここまで多くのノンアルコールセレクションがあるのは、珍しいと思います♪

ノンアルコールの“ザ・ゼロプルーフ”

 その中でもおすすめなのが…「江戸パレス」という名の“ザ・ゼロプルーフ”のシグネチャー。

 ザ・ペニンシュラ東京が位置する場所がかつての江戸城の一角にあったことから、江戸城に着想を得て作られたものです!

 徳川家康が江戸城へ移った旧暦8月1日(八朔)をヒントに、ベースは八朔ジュース。昔から滋養強壮に効くとされている生姜で甘味を足し、「Peterバー」から見える皇居外苑の緑からミントを連想しハーブの爽やかさもプラス! また、徳川家のルーツが京都にあることから、抹茶をグラスの縁に添え、彩と味わいのアクセントを加えています。八朔独特の酸味とミントの清涼感の中に生姜の甘味が程よく、トニックウォーターのスパイシーさとマッチした味わいで、リフレッシュにぴったりですよ!

 ということで今回は、「ザ・ペニンシュラ東京」の「Peterバー」で楽しめるオリジナルカクテルを紹介しました。ぜひお越しいただき、ペニンシュラのシグネチャーをご体感ください!次回、中国料理「ヘイフンテラス」で堪能できる四川風担担麺などを紹介いたします。

Peterバー|ザ・ペニンシュラ東京
https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/peter-hotel-bar