Micron、オーバークロック対応DDR5メモリーと高速SSDを発表
Micron Technology, Inc.は2月21日、オーバークロック対応メモリー「Crucial DDR5 Pro Memory:オーバークロックエディション」と高速SSD「Crucial T705 Gen5 SSD」を発表した。
Crucial DDR5 Pro Memory:オーバークロックエディションは、定格速度6000MT/秒、36-38-38-80の拡張タイミングにより、Crucial DDR5 Proメモリーのプラグアンドプレイエディションよりも25%低いレイテンシーを実現。より高いパフォーマンス、より低いレイテンシー、より優れた帯域幅を実現。最新のDDR5対応のインテルおよびAMD CPUとの互換性があり、すべてのモジュールでインテルXMP 3.0およびAMD EXPO仕様の両方をサポート。
さらにCrucialでは、すべてのXMP 3.0とEXPOメモリープロファイルを微調整し、オーバークロックの安定性とパフ ォーマンスを損なうことなく、CPUとの互換性を最大化。これらのチューニング済みプロファイルのいずれかをアクティブ化することでCPUとメモリーをオーバークロックに対応できるという。
Crucial T705 Gen5 SSDは最先端のMicron 232層TLC NANDを搭載し、最大4TBの容量で提供。最大1万4500MB/秒および1万2700MB/秒(最大1550K/1800K IOPSランダム読取りおよび書込み)の超高速なシーケンシャル読取りおよび書込み速度により高速なゲームやビデオ編集、3Dレンダリングや高負荷のAIアプリケーション処理が可能。Microsoft Direct Storage搭載のGen4 SSDよりも高速なゲームプレーとゲーム読込み時間の短縮を実現。
ファンや液体冷却無しで熱を放散する強力なブラックアルミニウムおよび銅製ヒートシンクを搭載するモデルと、ヒートシンク非搭載バージョンを用意。専用の白いヒートシンクを備えたモデルは全世界の在庫がなくなるまでの「リミテッドエディション」として販売される予定。
Crucial DDR5 ProオーバークロックDRAMは、16GBが近日中発売、24GBは2024年後半の発売予定。限定版のホワイトヒートシンクバージョンを含むCrucial T705 SSD(2TB)も近日中に一部のオンライン販売店、販売店、およびグローバルチャネルパートナーを通じて発売される予定。