サンワサプライは2月19日、ノイズの影響を受けず、長距離伝送を可能にする1000BASE-SX/LX(SFPポート)対応の光メディアコンバーター「LAN-NGC200」を発売した。価格は2万8380円。
光メディアコンバーターは、電気信号を光信号に、光信号を電気信号に変換する変換装置。光メディアコンバーター機器間を光ファイバーで繋ぎ、レーザー光やLED光などの光信号を使用して伝送する。伝送損失が極めて小さく、電磁気の影響を受けないので、高速で長距離伝送を可能にする。
本製品では、低損失で長距離の通信をサポートする各機能を搭載し、高速で信頼性の高いネットワーク接続を実現できる。
具体的にはRJ-45ポート(メタルケーブル用ポート)とSFPポートを搭載し、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tを1000BASE-SX/LXネットワークに統合可能。
J-45ポートにはオートネゴシエーション機能が搭載され、フルデュプレックスとフロー制御機能もサポート。また、Auto-MDI/MDI-Xにも対応している。
さらにSFPポートはマルチモードとシングルモードの両方に対応し、さまざまな光ファイバー環境で使用できる。
なお、別売りのSFP拡張モジュールと組み合わせることで、10Gigaネットワークを設定可能。本製品に対応する拡張モジュールは以下の通り。
■2芯光ファイバーケーブル用
1000BASE-SX準拠 SFPコンバーター(Gigabit用)
LAN-SFPD-SX
1000BASE-LX準拠 SFPコンバーター(Gigabit用)
LAN-SFPD-LX
1000BASE-SX準拠 産業用SFPコンバーター
LAN-SFPIN-SX
1000BASE-LX準拠 産業用SFPコンバーター
LAN-SFPIN-LX
■1芯光ファイバーケーブル用(対で使用)
1000BASE-LX準拠 BiDirectional SFPコンバーター
LAN-SFPDBI-1315
1000BASE-LX準拠 BiDirectional SFPコンバーター
LAN-SFPDBI-1513