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第1回「宇宙撮影体験」2月25日23時59分まで応募受付

宇宙から地球をどこでも撮影できる新サービス参加者募集中

2024年02月14日 13時00分更新

文● 松永/ASCII

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 ソニーグループ(以下、ソニー)は2月25日までの期間、宇宙から撮影できる新サービス「宇宙撮影体験」の第1回参加者を募集している。

 本サービスでは、「STAR SPHERE(スタースフィア)」プロジェクトが運用する超小型人工衛星「EYE(アイ)」を用いて、参加者は宇宙から見た景色を撮影できる。

「STAR SPHERE」とは

 STAR SPHEREは、宇宙をすべての人にとって身近なものにして「宇宙の視点」を発見するプロジェクト。

 2023年1月、第一歩として、JAXAの協力のもと、東京大学とともにソニー製カメラを搭載した超小型人工衛星・EYEを開発し、打ち上げに成功。EYEでの撮影を通した、宇宙とつながる新たな体験に取り組んでいる。

宇宙から宇宙を、地球を、自分で撮る
「宇宙撮影体験」参加者募集中

 宇宙撮影体験は、参加者自身が宇宙空間を飛び回るEYEに撮影指示を送り、宇宙からの撮影ができるサービス。2024年中に期間限定での提供を予定しており、第1回は3月中に抽選で30組が体験できる。

 宇宙からの撮影には、専門的な知識がなくても“直感的”に操作できるウェブアプリケーション「EYEコネクト」を使用。宇宙空間におけるEYEの位置やカメラアングルなどをシミュレーションしながら、カメラのシャッターを切る箇所をリクエストでき、後日、EYEが撮影した1枚の宇宙写真が手元に届く。

 宇宙撮影体験は、1人での参加はもちろん、家族や友人、学校のクラスなど複数人のグループ単位でも参加可能。

 撮影した1枚の写真が、世界に一つだけの宇宙規模の記念写真になる。人工衛星を操作し、宇宙から宇宙を、地球を、自分で撮る。そんな新しい体験をしてはいかがだろうか。

宇宙撮影体験の詳細は以下のURLより
https://starsphere.sony.com/ja/news/detail.html?id=sp_space-photo_main

※日本国内在住の人のみ利用可能(日本語での提供)
※撮影アングルのズレや気象条件により意図通りの撮影にはならない可能性がある
※衛星の運用状況等により、希望の日時・場所とは異なる撮影を提案する場合ある

第1回 宇宙撮影体験
応募受付期間:2月25日23時59分まで
当選発表期間:2月27日~2月29日
撮影体験期間:3月6日~4月24日
EYEによる撮影期間:3月12日~3月29日
※撮影体験期間には、ガイダンスや撮影した画像のダウンリンク期間などを含む
※当選発表は当選者のみに登録したメールアドレス宛に送信
定員:30組
価格:無料
応募資格:日本国内に在住の人
※未成年の人は、保護者の同意を得たうえで応募可能
※そのほかの詳細・問い合わせは公式サイトの募集ページにて

 なお、追加の参加者募集も順次予定している。

宇宙の景色を体験できる「EYEコネクト」

 EYEコネクトは、EYEの今後の軌道を予測し、実際にEYEが見る宇宙の景色を体験できるウェブアプリケーション。1月から、パソコン環境に加え、スマートフォンにも対応。日常の中で気軽にEYEコネクトを開き、宇宙を飛び回るEYEの存在を感じながら、宇宙とつながる世界観を楽しめる。

 EYEコネクトは、アカウント(クルー)登録で、誰でも無料で利用可能。

地球俯瞰モード

衛星俯瞰モード

撮影モードで地球のどこでも撮影可能!

 EYEコネクトの体験はこちら

※日本国内在住の人に限り利用可能(日本語での提供)
※スマートフォンの場合、Wi-Fi環境での利用を推奨
※リアルタイムの宇宙の景色を投影するものではない
※EYEコネクト上で疑似的にカメラのシャッターを切る箇所を選択可能
※実際にEYEに「該当の撮影をリクエスト」する機能は、宇宙撮影体験の参加者のみがEYEコネクト上で使用できる機能

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