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冬のヘッドフォン祭mini 2024 第5回

冬のヘッドフォン祭 mini 2024で見つけた、発売済み&発売間近の新製品

2024年02月12日 09時00分更新

文● ASCII、佐々木喜洋

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大田区発の新進ブランド“Layfic Tone”

 昨年、秋のヘッドフォン祭 2023で発表されたLayfic Toneのヘッドホン。大きなブースを構え、また様々なヘッドホンアンプのブランドとコラボした展示をするなど、会場でも目立った存在だった。

Layfic ToneのWired

 製品としては、有線ヘッドホン「Wired」とワイヤレスヘッドホン「Broadband」がある。“プロユースからポータブルまで幅広く活用できるヘッドホン”がコンセプトで、分厚いイヤーパッドやカーボン素材を使ったハウジングの外観も特徴的だが、密閉型のようなこもり感がなく、中高域の解像感が高い、開放型のモニターヘッドホン的な再生音も特徴的だ。Wireedの実売価格は10万円台の前半。

大きな空気抜きの穴があり、密閉型で想像されるようなこもり感はなく、開放的な音が鳴る。

 ケーブルや内部配線材には、オーディオみじんこのディップフォーミングOFC、イヤーパッドはオリジナルモデルとDekoni Audio製の2種類を同梱。本体も軽量で長時間の利用でも疲れにくいものにしている。

半円形の特徴あるキャリングケース

エンブレムがおしゃれ

デニムを利用した椅子のカバーなどブランドの雰囲気の演出にも気を配っていた。

 さまざまなブランドのヘッドホンアンプで聴けるもの面白かった。最も印象に残ったのはマス工房の「model433」との組み合わせ。抜けがよく繊細な中高域の透明感が感じられた。また、参考展示として、4.4mmのバランス駆動で、ウォークマンと接続するデモも体験できた。

マス工房のブースでも体験できた。

ウォークマンと接続するデモ

Broadband、有線ライクな音質が得られるBluetoothヘッドホン。基板から独立した左右独立駆動が特徴。

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