SNSサービス「Bluesky」は2月6日(現地時間)、SNSサービス「Bluesky」は2月6日(現地時間)、これまで採用してきた招待制を廃止し、自由に新規アカウントを作成できるようになったことを公表。「フェデレーション」や「ラベル」などの新機能も近日公開予定であると明らかにした。
招待制からSMS認証制に変更
Blueskyはツイッター(現X)共同創業者の1人、ジャック・ドーシー氏が関わっていたテキスト主体のSNSサービスだ。
同サービスではこれまで、アカウント作成時に既存ユーザーなどが発行する招待コードを必須としていたが、「誰でも参加できる準備が整った」として方針を転換。SMS認証に対応したスマートフォンなどを持っていれば、誰でもアカウントを作成できるようになった。
2月6日(現地時間)現在のユーザー数は300万超。今回公表された招待制廃止により、今後、ユーザー数はさらに増加するものとみられる。
「フェデレーション」や「ラベル」などの新機能も追加
Bluesky最大の特徴は「AT Protocol」と呼ばれる規格を採用し、同じ規格で作られた別のSNSとの間でユーザーデータを自由に移行できる「フェデレーション」に対応していることだ。
同機能は2月6日現在、まだ内部テストの段階だが、Blueskyでは2月中に実験的な初期バージョンを公開するとしている。
ユーザーに直接関わる部分では、投稿内容のモデレーション機能強化も公表。今後数週間以内に、投稿内容に「ラベル」を付ける機能を導入する予定だ。
ファクトチェック組織向けに「部分的に虚偽」「誤解を招く」といったラベルも用意。こちらはファクトチェック組織を信頼し、当該ラベルをフォローしたユーザーだけが各投稿のラベルの有無を確認できる仕組みとなっている。