OMデジタルソリューションズは1月30日、マイクロフォーサーズシステム規格準拠ミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」を発表した。2月23日に発売する。
有効画素数2037万画素の裏面照射積層型Live MOSセンサーと最新の画像処理エンジン「TruePic X」を搭載する。明暗部をコントロールして印象的な作品に変える「ライブGND(グラデーションND)」機能を搭載し、フィルター段数(GND2/GND4/GND8)、フィルタータイプ(Soft/Medium/Hard)を、EVFもしくは背面ディスプレーを見ながらリアルタイムに確認、効果がかかる位置や角度の調整できるため意図に合った作画が可能。
ライブGNDを使うことで風景撮影などで表現の幅を大きく広げるほか、好評の「ライブND」では段数の上限がND64相当からND128相当に拡大した。
ディープラーニング技術を活用して開発した「AI被写体認識AF」は、フォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、動物(犬・猫)に加え、新たに人物の認識も可能。人物が横向きや後ろ向き、目や口が隠れていてもオートフォーカスが働くよう認識能力が向上している。
最大8.5段の効果を持つボディー内5軸手ぶれ補正、14ビットRAW記録が可能な「ハイレゾショット」、複数枚の画像を合成してノイズを低減しながらセンサーサイズを超えた高解像画像を生成する「手持ちハイレゾショット」、レリーズの瞬間からさかのぼって記録するできるプロキャプチャーなどの機能を備える
ボディーはハードなアウトドアユースでも安心の防塵・防滴設計(防塵・防水保護等級IP53)、-10度の耐低温性を備える。
ボディー単体、レンズキットが用意され、価格はいずれもオープンプライス。