ソニーのデザイン部門が「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」を「札幌国際芸術祭2024」にて2024年1月20日から開催
ソニーグループ株式会社
ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)のデザイン部門であるクリエイティブセンターは、2024年1月20日から開催の「札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival:以下、SIAF)2024」にイニシアティブ・パートナーとして初参画し、新たなメディアプラットフォームの実験的な展示「INTO SIGHT」を日本国内では初めて公開します。
「INTO SIGHT」は、「ロンドンデザインフェスティバル 2022」で好評だった、新たなメディアプラットフォームの実験的な展示です。その空間に一歩足を踏み入れると、来場者の動きに呼応するように光、色、音が変化し、一度限りの景色が絶えず生み出され、現実とは異なる世界を視覚と聴覚で体験できます。今回の展示では、「札幌国際芸術祭2024」のテーマである「LAST SNOW」に関連して、新たに雪をモチーフとして制作したコンテンツを追加して上映します。
展示では、透明のガラス壁面や、光を反射する天井、床で構成される空間に、ソニーの高画質LEDディスプレイ Crystal(クリスタル) LEDとセンサー技術を組み込んでいます。センサーがリアルタイムに人の動きを捉え、その動きに応じたインタラクションを映像や音楽で表現し、没入感と臨場感あふれる空間に変えていきます。
上映コンテンツ紹介
「Coded Ambience」
テクノロジーはアートをよりインタラクティブな体験に昇華できるか?という問いを発端に、自然やマテリアル、光や影といった様々な身近なモチーフ、ストーリーを織り込んだシンプル且つ奥行あるビジュアルエレメントを、光、色、音とともに複数の来場者の動きに呼応してリアルタイムに変化させることで、来場者全員で一つの体験を共有、創り上げる作品を目指した。
クリエイティブセンター 田幸宏崇のコメント
「札幌国際芸術祭2024」のテーマである「LAST SNOW」に関連して、新たに「雪」をモチーフとしたコンテンツを制作しました。雪の結晶は自然につくられた六角格子状の対称的な幾何学構造を形成していますが、私たちはその雪をあえて曖昧な「印象」として捉える動きと演出にこだわりました。よりシンプルな四角形や円形で抽象的に表現することで、来場者の感覚に委ねる余白を残すようにしています。テクノロジーを使ってどれだけアートをインタラクティブな体験に昇華できるか。私たちはそのアートとエンタテインメントのちょうど狭間にある最適解を追求しました。テクノロジーとクリエイティビティが調和する、まさにソニーのPurpose「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」を体現した展示を是非ご堪能ください。
展示概要
「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」
Sony Design in collaboration with HIRAKAWA Norimichi
展示期間:2024年1月20日(土)~2月25日(日)
※1月24日(水)、25日(木)、2月14日(水)は休催日
開館時間:10:00~19:00
展示会場:札幌市民交流プラザ1階 札幌文化芸術交流センター SCARTS
札幌市中央区北1条西1丁目
https://www.sapporo-community-plaza.jp/scarts.php
料金:入場無料/事前申込不要
展示協力:3M社、ソニーPCL株式会社、ソニーマーケティング株式会社
「INTO SIGHT at SIAF2024」特設サイト:
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/intosight_siaf2024
※「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」で上映を予定していた《雪花譜 / six-petal automata 平川紀道》については、諸般の事情により、上映を当面見合わせることといたします。
ソニーグループ クリエイティブセンターについて
ソニーは、創業して間もなくデザインの重要性をいち早く認識し、デザイン室(現:クリエイティブセンター)を1961年に設立しました。「人のやらないことをやる」というソニーのDNAのもと、クリエイティブセンターはプロダクトデザインからエンタテインメント、金融、モビリティなどの事業領域に活動の幅を広げ、ビジョンやロゴなどのブランディングやインターフェースを含め、多岐に渡るデザインを行っています。デザインのあらゆる可能性を開拓し続け、世界中の人々とともに、より豊かで心地よいライフスタイルの実現や、クリエイティビティとテクノロジーの融合によってもたらされる新たな価値の「原型」の創造を目指します。
https://www.sony.com/ja/design/
https://www.sony.com/en/design
Instagram: @sonydesign_official https://www.instagram.com/sonydesign_official/
札幌国際芸術祭2024について
札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival 略称:SIAF)は3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合える、特別なアートイベントです。初の冬開催となる今回は、アート、テクノロジー、サイエンスが交差する新しい表現や先進的なアイデアを持つ作品・プロジェクトを紹介しながら、「LAST SNOW」というテーマのもとに未来を考えます。
会場 : 未来劇場(東1丁目劇場施設)、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場、札幌文化芸術交流センター SCARTS、北海道立近代美術館、モエレ沼公園、札幌芸術の森美術館 他 (未来劇場、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館は有料となります)
会期 : 2024年1月20日(土)~2月25日(日)(37日間)
※札幌芸術の森美術館の会期は2023年12月16日(土)~2024年3月3日(日)
※さっぽろ雪まつり大通2丁目会場の会期は2024年2月4日(日)~2月11日(日・祝)
公式WebサイトURL : https://2024.siaf.jp/