アスクは1月19日、Lenovoが販売するワークステーション「ThinkStation PX/P7」の2機種をベースに、NVIDIA A800 40GB Activeを搭載した、AI向けの構成モデル2機種を発売した。
ThinkStation PX/P7は、自動車メーカーのアストンマーチンと共同設計した筐体を採用。特徴的な赤と黒の配色が目を引くほか、アストンマーティン・エアロダイナミクス・デザインによるエアフローデザインが効率よくコンポーネントを冷却するという。
NVIDIA Ampereアーキテクチャーを採用したNVIDIA A800 40GB Activeは、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェアが利用可能なワークステーション開発プラットフォームで、次世代のデータサイエンス、AI、データ分析、HPCアプリケーションなどの用途に向けて強力なパフォーマンスを提供する。
2モデルともにOSはWindows 11 Pro for Workstations 64bit(日本語版)を搭載し、Windows 10 Pro for Workstations 64bitへのダウングレード権に対応。
ThinkStation PXワークステーションは、CPUはインテルXeon Platinum 8468プロセッサー(2.10GHz 48コア)×2、メモリーは256GB(32GB×8)DDR5-4800 ECC RDIMM(最大2TB対応)、ストレージは1TB M.2 NVMe Gen4P×2と2TB HDD×2、電源は1850W×2を搭載。オンボードRAIDコントローラー(RAID 0、1、5、10)に対応する。
ThinkStation P7ワークステーションは、CPUはインテル Xeon W7-3445 プロセッサー(2.60GHz 20コア)、メモリーは192GB(32GB×6)DDR5-4800 ECC RDIMM(最大1TB対応)、ストレージは1TB M.2 NVMe Gen4P×2と2TB HDD×2、電源は1400Wを搭載。
なお、NVIDIA A800 40GB Activeにはディスプレーポートが装備されていないため、映像出力には別途コンパニオンGPUが必要となる。