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ファーウェイ通信 第210回

形状記憶合金を使用した革新的なデザインで、眼鏡ユーザーでも装着しやすく安定感も抜群!

これまでにない形がスゴくて使いやすいオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」が実際にどうか試す!

2024年01月17日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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数時間、仕事に集中しながらの利用でも気にならない装着感
想像以上の低音の迫力で、BGM用途には最適な製品だ

 ここからは、HUAWEI FreeClipの着け心地や音質について見ていこう。

HUAWEI FreeClip

実際の装着感などを詳しくチェックしていく

 今回、HUAWEI FreeClipをさまざまな場面で実際に使ってみた。まずは在宅ワーク中のBGM視聴だが、やはりオープン型の快適さは抜群と言えるだろう。数時間集中して仕事をしながらでの使用でも耳への負担はまったく感じないし、着けているのを忘れてしまうほどの装着感の軽さを実感できた。周囲の音も普通に聞こえるため、家族からの呼びかけはもちろん、宅配便などの不意な玄関のチャイムにも逃さず反応できる。

 次に、最近始めたウォーキングでも使ってみた。イヤーカフ型ということで、運動中に落ちてしまうことがないか不安もあったのだが、ウォーキングではまったく問題がなかった。試しに、短い距離をダッシュしたり飛び跳ねながら頭を振ったりもしてみたが、それでも特に落ちてしまう不安感は持たなかった。もちろん、個人の耳の形の違いなど、コンディションにもよると思うが、ジョギング程度では心配はないだろうという印象だ。

 個人的に特にうれしいと感じたのは、メガネを着用していてもストレスなく装着できる点だ。オープン型のイヤホンは耳の上部に引っかけて固定するタイプの製品がこれまでは多かったため、筆者のように太めのフレームのメガネを着用していると、どうしても干渉を考える必要がある。HUAWEI FreeClipは耳たぶを挟み込むようにして装着するため、この問題はない。メガネ着用者には見逃せないポイントだと言える。

HUAWEI FreeClip

メガネのつる部分と干渉が起きにくいのもHUAWEI FreeClipの長所

 音質については、事前に想像していたよりもずっと低音に迫力があることに驚いた。HUAWEI FreeClipは、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーをアコースティックボール部に内蔵することで、迫力ある低音を実現している。製品の特性上、音楽に没入してリスニングに集中するよりは、他の作業のBGMといった使い方がメインになりそうだが、そうした用途には十分な音質だと感じた。

 オープン型ということで音漏れも気になるところだが、HUAWEI FreeClipは逆音波システムを導入しており、音漏れを抑えている。家族にも評価してもらったが、一般的なインナーイヤー型イヤホンと比べても特に気にならないということだった。

HUAWEI FreeClip

ユーザーが聞いている音を打ち消す音を出すことで音漏れを防いでいる

 HUAWEI FreeClipはファーウェイの製品ということで通話音質も重視している。実際の通話相手からは特にスマホでの通話との違いは区別がつかなかったようで、「話している内容はクリアに聞き取れた」というコメントをもらった。なお、HUAWEI FreeClipには、デュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを搭載したマイクを採用。さらに、独自のマルチチャネルDNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)通話ノイズリダクションアルゴリズムも備えていることで、話者の声を高精度に識別できる仕組みを持っている。

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