アステリアは12月28日、ノード統合プラットフォーム「Gravio」をソラコムのサービス「SORACOM Harvest」とノーコードで連携するためのSORACOM専用アクション(ノーコードでロジックを作るためのソフトウェア部品)を、12月28日より提供開始する。
Gravioは、さまざまな場所に設置されたノードで現場の各種データを収集し、「Gravio Cloudサービス」へ集約・統合をすることで情報の一元管理するノード統合プラットフォーム。7月に提供開始した新Gravioでは「Gravio Hub」にSIM搭載機能を追加し、Wi-Fiがない現場でのデータ収集と活用ニーズに対応。ソラコムの「SPSテクノロジーパートナー」の認定も受け、SORACOM IoT SIMの搭載による相互連携が可能。
新たに提供開始する「SORACOM Harvest Data Post」(センサーから取得した数値データを送出)と「SORACOM Harvest Files Upload」(カメラから取得した画像ファイルを送出)の2つのアクションにより、SORACOM IoT SIMのデータ通信による情報収集のさらなる効率化を可能となる。SORACOM HarvestとGravioがノーコードで連携することで、以下のメリットを実現。
・GravioとSORACOMサービスの連携を完全ノーコード化
・HTTPメソッド、URL、Content-Type、認証方式の入力を自動化し開発工数を削減
・入力はファイル名のコピー&ペーストのみで、直感的な操作で連携可能
・集約したデータはSORACOMサービス内のダッシュボードにてノーコードで可視化
・設定した閾値を超えた際にメールやLINEへ自動で通知するアラート機能も搭載
対応バージョンはGravio 5.1以降。プログラミング知識を持たない人でもIoTデータの収集から可視化まで全ての工程をワンストップで設定し、さらなるデータ活用の効率化を実現できるとしている。