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電動ミルを探してるならこれはいかが? 幅広い粒度と高いメンテナンス性をもつ一品

2024年01月03日 10時00分更新

文● ASCII/山﨑

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 読者の皆さんは自宅でコーヒーを淹れるだろうか。コロナ禍による在宅勤務などで自宅にいる時間が増え、自分でコーヒーを淹れる人も増えたのではないだろうか。

 自分でコーヒーを淹れることの最大の醍醐味といえば、豆を選んで買ってきて飲めること。しかし毎回20gほどを手動で挽くのは辛い! 豆は劣化していくので、やはり粉で買うよりも豆で買ったほうが良いのだが、挽くのが面倒で店で挽いてもらったことも・・・。そして、手動で挽くことが億劫になった筆者がたどり着いた電動ミルが「Cores CONE GRINDER C330」。

 購入にあたって、展示品は見てなかったので、届いて驚いたのがその小ささ。横120×高さ345×奥行き230mmと、とてもコンパクト。スリムで奥行きもさほどないため、あまりスペースのないキッチンでも設置場所に困らない。

ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D465B」(写真右)と並べたところ。一回りほど小さい

 豆は、焙煎度合いや抽出方法によって粒度を変えたほうがよいため、細かく調整できる点はとても気に入っている。フレンチプレス用の粗挽きから、ドリップの中挽き、試したことはないが一番細くするとエスプレッソにも使える。

幅広い粒度の設定が可能

 また、本製品を買う決め手となった点の一つがメンテナンス性の高さ。グラインドユニットは簡単に取り外せ、刃へのアクセスが容易。エアダスターやブラシを使ってマメに掃除する気になる(気分は結構大事!)。本体と一体になっている機種だと本体をひっくり返して挽ききれてない豆を出したりと結構大変なので、意外と大切だ。

刃には均一に挽けるコーン式を採用。グラインドユニットは本体から取り外せ、容易にメンテナンスが可能

 自分はこれを買うまで、HARIOの「セラミックコーヒーミル・スケルトン」を使用していた。電動になったことで、同じ速度・力で挽けるため粒度の不均一さが明らかに減ったことを実感できた。また、それによるコーヒーの雑味・エグ味が減ったので、よりその豆本来の味を楽しめるようになった。

 電動ミルを買う際に比較する点は、挽ける粒度の細かさやメンテナンス性など多くあるが、本製品は、さまざまな点でバランスが取れている。性能が一級品というものではないが、価格も2万前後と比較的安価なため、電動ミルを探している人は参考にしてほしい。

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