アマゾンの「Prime Video」で12月1日、子ども向けアニメ作品「おさるのジョージ」が見放題対象から外れ、全話有料化されたことがわかった。同日現在の価格はレンタルの場合で1話200円から。
突然の有料化に戸惑いの声も
同作はアメリカのレイ夫妻の絵本『Curious George』を原作としたテレビアニメ。子猿のジョージが友達とさまざまなことに挑戦するストーリーで、教育的な要素が多く、登場人物がみなフレンドリーなことから、就学前の幼児にも見せやすい。Prime Videoではシーズン1〜13までのおよそ170話を配信しており、ファミリー層を中心に人気を集めていた。
見放題対象から外れたことを受け、SNSでは視聴者から以下のような戸惑いの声も上がっている。
・視聴できないとわかり、子どもがショックを受けている
・子どもと一緒に観ようと思ったら、まさかの有料化。目の前には今か今かと目を輝かせて待つ我が子。一体どうすれば……
・子どもがジョージを観ている間に仕事や家事を済ませていたのに、これからどうすれば……
作品を楽んでいた子ども達だけでなく、育児をジョージに手伝ってもらっていた保護者にとっても、見放題対象から外れたことは大きな問題となっているようだ。
Netflixなどは見放題を継続
Prime Videoが同作を有料化するなか、見放題配信を継続しているストリーミングサービスもある。12月1日現在、日本で「おさるのジョージ」が見放題となっているサービスは以下の通り。
・U-NEXT……シーズン1〜14
・Netflix……シーズン8〜13
・Hulu……シーズン13〜14
いずれも月額制のため追加の出費は発生するが、Netflix以外は無料トライアル期間も設けられている。ジョージロスで困っているユーザーは移行を検討するのも1つの方法だ。
なお、Prime Videoでは一度見放題対象外となった作品が、時間をおいて再び見放題対象へ戻ることもある。今回の一件でほかの配信サービスへ乗り換える場合も、時々Prime Videoのサイトをチェックしておくと良さそうだ。