デル・テクノロジーズは11月20日、ウシオライティングが、同社の「Dell Precision 7920 タワー ワークステーション」を導入し、多面立体VRのデモ環境を構築した導入事例を発表した。
ウシオライティングでは、研究機関向け、産業向けにプロジェクターに映像を投影する多面立体型のVRシステム「HoloStage(ホロステージ)」を提供。多面体VRのデモを顧客が体験できるショールームを常設しており、リアルなビジュアル表現をスムーズに映し出せる環境を構築したいと考えワークステーションのリプレースを検討開始したという。
ワークステーション選定時にRTコアを積んでいるGPUを搭載できることを第一条件とし、リプレースする際にはQuadro Sync2に対応したNVIDIA RTX A6000を搭載できるワークステーションを選定。ウシオライティングでは、アプリケーションによっては3スクリーンにワークステーション1台で映像を投影するケースもあるため、1台でハイエンドGPUを3枚以上搭載できる点を高く評価し、Dell Precisionワークステーションを選定したとのこと。
同社は、ハイエンドGPUを搭載したDell Precisionワークステーションにより、光の照射状況などを含むリアルタイムトレースや、3D制作ツールのUnreal Engineを用いたコンテンツにも対応可能になったという。
今回の導入事例の詳細はこちらを参照。