ソラコム、再び東証上場を申請。取り下げからの再開発表

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 ソラコムは11月20日、東京証券取引所へ株式上場を申請したことを発表した。

 KDDIとソラコムは、2月3日に株式市場の動向などを総合的に勘案し、ソラコムの上場申請の取り下げを公表。今回、経済環境や市場動向を踏まえ、ソラコムは東京証券取引所への上場手続きを再開し、東京証券取引所へ株式上場を申請した。

 ソラコムは2017年8月にKDDIグループに参画し、IoT事業を成長させてきた。IoTプラットフォーム「SORACOM」は、世界中のエネルギー、製造、金融、コンシューマー製品、ヘルスケア、農業などさまざまな業界の2万超のユーザーを抱え、600万回線を超えるデバイスをつなぐ通信として利用されている。

 同社は創業当初から「つながる社会」を作り上げるユーザーを支援するグローバルプラットフォームを目指し、さらなる事業成長とグローバル展開を加速させるため、2020年から「スイングバイIPO」による上場の準備を進めてきた。

 なお、東京証券取引所にソラコムが株式を上場するためには、今後の日本取引所自主規制法人による上場審査を経て、東京証券取引所から上場承認を得る必要があり、現時点で上場可否および上場時期について確約されたものはないとしている。

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