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旅や出張のお供に超便利!USB PDで ノートPCやスマホも充電できるモバイルモニターGeChic「M152H」レビュー

2023年12月08日 11時00分更新

文● ASCII 編集●ASCII

提供: TEKWIND

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大画面なのに軽くて持ち運びやすい
GeChic「M152H」

 海外イベントの取材で、旅先に滞在して仕事をする機会も多い仕事柄、旅のお供に必要不可欠なのが「モバイルモニター」だ。自宅でもマルチディスプレーで仕事をしていることもあり、旅行先や仕事の出張先でノートPCのディスプレーだけだとどうしても作業効率が落ちてしまう。

 そんなモバイルモニターの中でもオススメしたいのがGeChic「M152H」。15.6型フルHDで、重さも768gと軽量のため持ち運びもラク。そのうえ、USB PD対応なのでスマホやノートPC、携帯ゲーム機などに給電しながらサブディスプレーとして使えるから、充電切れの心配がないモバイルモニターだ。

 据置き型モニターでは普及が進んでいるUSB PDだが、モバイルモニターで対応している機種は非常に珍しい。どのように活用できるのかもチェックした。

GeChic

15.6型フルHDのモバイルモニター「M152H」

15.6型だけど狭額縁で本体サイズは抑えめ
専用ケースでリュックに入れやすい

 筆者は以前13型のモバイルモニターを使っていたが、やはりそのサイズだと表示も小さくて使いにくかった。15.6型クラスのほうが見やすく、さらに全体のサイズも大きすぎず小さすぎずで、768gと非常に軽いため気軽に持ち歩ける。製品には専用のスリーブケースが同梱されているのもうれしい。M152HのサイズはW358×D238×H7~21mmとA3以下A4サイズ以上なので、ノートPCが入るバックパックなら、合わせて入れられるサイズだ。

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15.6型ながら重量は768gと非常に軽く、表面処理はノングレアなので反射も少なく長時間見ていても疲れにくい

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モニターの最薄部は7mm

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下側には滑り止めのゴムが付いている

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左側はメニューやなどのハードキー

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右側には電源キーとUSB端子がある

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専用のスリーブケースを同梱

 ディスプレーは15.6型(1920×1080ドット)。モバイルモニターには2Kや4Kモデルも存在するが、15.6型クラスの場合、ドットバイドットでの表示では文字などが小さくなってしまうので、この解像度で十分。スマホやノートPCの画面を大きなサイズで表示できるので、ビジネスの場ではプレゼンなどでほかの人に見せるといった使い方も可能だ。

インターフェースが豊富でUSB PD対応が便利すぎる!

 インターフェースは、まず本体背面にイヤホンジャックとUSB Type-Cポートが2つ、そしてHDMI端子が用意されている。Type-Cは片方がDC INになっており、片方がDP1.2対応という仕様。USB PD(Power Delivery)にも対応しており、最大出力は45W(20V/2.25A)なので、この規格に対応していれば、ノートPCへの給電も可能。そのため、M152Hの専用アダプターを接続しておけば、ノートPC用の充電器をカバンから取り出さなくても、USB Type-Cケーブル1本で利用できるので便利だ。

 なお、USB PDを使用する場合は、GeChic M152HのDC INポートに付属のACアダプターで給電する必要がある。

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インターフェース類には本体背面からアクセス

 mini HDMIやmicroHDMIを採用したモバイルモニターも多いが、M152Hは通常のHDMIなのがポイントが高い。というのも、出先で意外と忘れがちなのがHDMIケーブルだからだ。筆者も何度か旅先でHDMIケーブルを購入しているのだが、そのときに通常タイプのHDMIケーブルは入手しやすいが、mini HDMIやmicroHDMIのケーブルは意外と手に入りにくいので困った経験がある。

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充電器を含め、HDMIケーブやType-Cケーブルなど同梱品も豊富

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ノートPCのサブディスプレーとして使えば、PDのおかげでノートPCも充電しながら使える

 製品には取り外し可能なスタンドも同梱されており、高さ調節はできないものの角度調節はできるので、見やすい位置に設定できる。別売の「M1S4 スタンド」を使えば、自宅では据え置きタイプのディスプレーとして使い、外出時には取り外してモバイルモニターにといった使い方もできる。

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スタンドは2方向からセットでき、細かな角度調整が可能

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こちらは上からスタンドをセットした状態

実際に使ってみると、iPhone 15との連携がお手軽で便利!

 モバイルモニターの使い道といえば、多くはノートPCのサブディスプレーとしての使用が挙げられる。ワーケーションなどで外出先での使用はもちろん、自宅でテレワークといった場合でも、据え置き型のディスプレーより場所をとらずに使えるし、気軽に移動できるので便利だ。

 iPhoneの最新モデル「iPhone 15」シリーズからはポートがUSB Type-Cになったので、付属のケーブルでiPhone 15とM152Hを接続すれば、簡単にiPhoneを大画面に映し出せる。動画や写真を見るだけでなく、オンライン会議などで画面共有される資料が見やすくなるだろう。

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iPhone 15シリーズならType-Cケーブルで接続可能

 スマホでオンライン会議や打ち合わせは便利なのだが、画面共有が小さくて見づらいという欠点もあった。すぐにオンライン会議をしなくてはいけないが、カメラやマイクを設定している時間がない、という場合はiPhone 15をM152Hに接続すれば最低限の準備で会議を始められる。

 また旅先でのエンタメ用にも最適。たとえば長距離ドライブの際に、スマートフォンと接続して、後部座席の人に動画を見て楽しんでもらうといった使い方もできる。

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車内でのエンタメ用ディスプレーとして使った例

携帯ゲーム機やストリーミングサービスが大画面で楽しめる!

 さらにHDMI端子もあるので、HDMI出力がある携帯ゲーム機、ChromecastやFire TV Stickといった機器にも接続可能。旅先でちょっと大きめの画面でゲームや動画をしたいときにもピッタリだし、家のテレビが家族に使われてしまっているときなどにも使える。本体サイズがあまり大きくなく、軽量なのでフットワークが軽いのもM152Hの魅力だ。

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Fire TV Stickをつなげれば、映画やドラマも楽しめる

 ちなみに本体右側面にはUSB-Aポートを1つ配置。最大5W(5V/1A)で、ここからスマートフォンなどの充電も可能だ。拡張ポートとしても利用できるため、携帯ゲーム機の接続時には外付けのキーボードなどをつなぐこともできる。もちろんPCとの接続時にはUSBマイクやウェブカメラなども利用可能だ。

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右側面のUSB-Aポートは、ちょっとした充電から拡張ポートにも利用できる

【まとめ】アクティブに動く人にオススメのモバイルモニター

 以上のように、モバイルモニターのM152Hは、旅先だけでなく、ビジネスから日常使いまであらゆるシチュエーション、あらゆる場所でマルチに活用できる。専用スリーブがあるので、スーツケースに入れて海外に持って行きやすいし、家や会社で使うなら好きなように配置できる。

 デスクトップPCやノートPCでセカンドディスプレーとして使い作業効率アップ、動画やゲームなどのエンタメコンテンツを場所を選ばず楽しみたいなら、M152Hは最良の選択になるだろう。

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