ボーダーを超え、あらゆる人がファッションを楽しむ姿に勇気をもらってきました!「TOKYO FASHION CROSSING」レポート
11月3~6日に東京都が主催し、丸の内・銀座・渋谷の3エリアで開催された、街全体でファッションを楽しむイベント「TOKYO FASHION CROSSING」。私も、初日の3日に、丸の内仲通りで開催された「OPENING CEREMONY & WORLD CROSSING FASHION SHOW」に行ってきました!
多様性あふれるファッションショーで誰もが輝く存在に!
丸の内仲通りに到着すると、そこにはカラフルなランウェイが! 観客もたくさん集まり、ショーの始まりを今か今かと待っています。
こちらのランウェイは、知的障害のあるアーティストの作品などを展開する団体、へラルボニーとコラボして作られたもので、アーティスト 郁美さんの作品となっています。色とりどりのランウェイは多様性をテーマにした今回のショーにぴったりです。
ショーがスタートすると、早速モデルがかっこいいウォーキングで登場。ファッションショーって映像では見たことがありましたが、実際に見るのは初めてだったので、こんなにもモデルさんのオーラに圧倒されるものなのかと驚きです。
ショーには障害のある方やLGBTQの方も登場。ジェンダーや年齢、国籍など、様々な分断を超えて、多様なバックボーンを持った人たちがランウェイを堂々と歩きます。どのモデルもそれぞれの個性を活かして、あらゆる人がファッションを楽しむことができることを伝えてくれるショーとなっていました。
ショーの終了後には、アンバサダーのテリー伊藤さん、冨永愛さん、ゆりやんレトリィバァさん、kemioさんがショーの感想を話すシーンも。
冨永愛さんは「ファッションショーを客席から見る機会はあまりないんですけれど、スタイリングも演出も素晴らしかったです。ファッションはどんな人にも楽しむ権利があると改めて思いました」とコメント。kemioさんは「ファッションは楽しみたいという気持ちがあれば誰しも楽しめるものだということが表現されていて、見ていて幸せな気持ちになりました」、ゆりやんレトリィバァさんは「間近でファッションショーを見て、こんなに楽しいものなんだ!と思いました」と話されました。ショーにも登場したテリー伊藤さんは「僕の後に歩いてくれたのが車椅子ユーザーの子だったんですが、振り返って彼女を見た時に、本当に素敵だな、と思いました。終わってすぐに、最高だったよ!と伝えました」とコメントしました。
誰もがファッションを楽しむことができることを体感させてくれた、「WORLD CROSSING FASHION SHOW」。ちょっと自分には派手すぎるかな…似合わないかな…と思ったりして躊躇していたファッションでも、楽しんで着てみようかな、と思えるような勇気が生まれた1日でした!