バッファローは11月8日、「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応するWi-Fiルーター親機のスタンダードモデル「WSR-3000AX4Pシリーズ」を発表した。価格はオープンプライスで、実売価格は1万980円前後の見込み。12月上旬より順次出荷、販売を開始する。
本製品は、Wi-Fi 6(11ax)4ストリーム(2×2+2×2)対応のWi-Fiルーター。5GHzは最大2401Mbps(理論値)、2.4GHzは最大573Mbps(理論値)の高速通信が可能だとする。5GHzアンテナを3本内蔵し、周囲の電波状況に応じてアンテナ2本の端末に対し、3本のアンテナを用いて電波を効果的に伝送することで離れた距離での通信をより高速・安定化させるという。また、ワイドバンド5GHz(160MHz)に対応する。
帯域を分割し複数端末同時通信により高速化・低遅延を実現する「OFDMA」、空間を多重化し複数端末と同時通信することで高速化する「MU-MIMO」、スマホ・タブレットのバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」などの機能を備える。
Wi-Fi Allianceの「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh」を取得しており、「Wi-Fi EasyMesh」に対応したWi-Fiルーター・Wi-Fi中継機と本商品を自由に組み合わせてメッシュネットワークを構築できる。
またバッファロー製Wi-Fiルーターからの買い替えであれば、スマホアプリを経由してプロバイダー情報を含む設定を簡単に引き継げる「スマート引っ越し」にも対応する。
カラーはホワイト、ブラックの2色。サイズは幅40×高さ148×奥行き133mm(付属品および突起物を除く)、重量はおよそ340g(本体のみ)。