NTTドコモの子会社で法人事業を展開するNTTコミュニケーションズは、NTTドコモの「ドコモビジネス」ブランドにおいて、衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」を2023年内にも提供開始すると発表した。
同サービスはStarlink Japanから再販事業者として新たに認定を受けたスカパーJSATを通じて再販するもので、企業や自治体などのユーザーに対し、災害時のバックアップ回線、山間部での遠隔監視など、用途やニーズに合わせたサービス、ソリューションを提供していく予定。
NTTドコモでは海上や山間部での通信確保などの目的に、上空3万6000kmの静止衛星による「ワイドスターⅡ」「ワイドスターⅢ」を提供しているが、より高速なインターネットが必要な用途にはStarlink Businessを用いることで、最適な通信環境の構築が可能になるとしている。
Starlink Businessについては、2022年にKDDIが、今年7月にはソフトバンクがそれぞれ提供開始を発表しており、ドコモもそれに続く形となる。