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kintone内でChatGPTの利用が完結するプラグイン、M-SOLUTIONSが提供開始

2023年10月26日 14時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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 M-SOLUTIONSは、2023年10月26日、kintoneでChatGPTを利用できるプラグイン「Smart at AI for kintone Powered by GPT」の提供を開始した。

 Smart at AI for kintone Powered by GPTは、他のプラグインと同じくダウンロード&アプリの追加で、ChatGPTの連携が可能。いったん導入すれば、プロンプトの設定から生成までkintoneで完結するため、ChatGPTとのツール間の移動が必要なくなる。プロンプトはアプリごとに事前設定され、生成結果とともに自動保存される。

 また、プロンプトをハッシュ化する機密フィルタを備えており、機密情報や個人情報を安全にアプリ内から挿入することが可能。戻ってきたハッシュを再び復元することで、安全に精度を落とさずにAI生成を行なえる。また、管理者はログ出力できるので、どのユーザーが、いつ、どんなプロンプトを入力しているのかを確認できる。

 既存のkintoneのアプリと活用も容易。たとえば、企業名やお客さま名、自社製品情報などを入力・チェックするだけでセールストークスクリプトを作ったり、記載内容を入力するだけで、タイトル案から本文案まで作成することも可能。また、購入商品や目的、商品を入力するだけで稟議書の文章を生成したり、問い合わせ内容を自動で分類・要約することも可能になっている。

 プラグインはGPT3.5とGPT4に対応する。GPT3.5を用い、50IDで月1000件まで生成可能な「GPT3-1000」プランが初期費用10万円、利用料が年額12万円。GPT4を用い、50IDで月1000件まで生成可能な「GPT4-1000」プランが初期費用10万円、年額96万円。OpenAIのAPIキーをユーザー自身で登録すれば、利用できる無償版も提供される。

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