いまや、パソコンの用途は多岐に渡る。ビジネス、クリエイティブワーク、コンテンツ鑑賞、ゲームなどさまざまなだ。
そんな、多用途で活躍してくれるマシンがほしい方にお勧めなのが、富士通クライアントコンピューティング(以下FCCL)の2 in 1デタッチャブルPC「FMV LOOX WL1/G」だ。
13型ピュアタブレットからクラムシェル型としても利用できる2in1
「FMV LOOX WL1/G 」
CPUは「Core i7-1250U」(10コア[2P+8E]、12スレッド、最大4.70GHz、9W)と、「Core i5-1230U」(10コア[2P+8E]、12スレッド、最大4.40GHz、9W)の2種類がラインナップされている。
直販サイト「富士通WEB MART」で購入可能なカスタムメイドモデル「FMV LOOX WL1/G」であれば、CPU2種類に加えて、メモリー(8GB/16GB)、ストレージ(128GB/256GB/512GB/1TB)が選択可能で、WWAN(5G対応)モデルも購入可能だ。
ディスプレーは高輝度・高色純度・広視野角・高速応答を謳う13.3型フルHD有機ELで、1920×1080ドット、166ppi、コントラスト比10万対1、リフレッシュレート60Hz、応答速度1ms、HDR対応、10点マルチタッチ、ペン対応を搭載。
シャープなペン先を装備し、ホバー精度が向上した「Wacom Linear Pen」を世界で初めて採用した「FMV LOOXペン」を利用可能だ。
インターフェースはThunderbolt 4/USB 4(USB Power Delivery、DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.2 Gen2 Type-C(USB Power Delivery、DisplayPort Alt Mode、「クリエイティブコネクト」対応)を装備。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.1をサポートしている。
2 in 1デタッチャブルPCである「FMV LOOX WL1/G」最大の売りはキーボード、キックスタンド、ペンを組み合わせることで、さまざまなスタイルで活用できることだ。
本製品対応の「FMV LOOXキーボード」は、FCCLのキーボードマイスターである藤川英之氏が監修しており、薄型、軽量ながら同社のノートPCと同等のフィーリングを実現している。2 in 1デタッチャブルPCであっても使い勝手はクラムシェル型ノートPCと遜色ない。
「FMV LOOX WL1/G」の独自機能が「クリエイティブコネクト」である。FMV LOOXをほかのパソコンとUSB Type-Cケーブルで接続することで、キーボード、マウス、ファイルを相互に共有できる。
たとえば「FMV LOOX WL1/G」をセカンドディスプレーとして利用したり、ペンタブレットとして活用可能なのだ。特にタッチ操作、ペン操作に対応していないデスクトップPCと接続すれば、使い勝手を大幅に向上してくれるはずだ。
今回は主にスペックや使い勝手などを中心にレビューした。次回はパフォーマンスを定番ベンチマークでチェックしてみよう。
FMV LOOX WL1/Gの主なスペック | |
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ディスプレー | 13.3型ワイド(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | 「Core i7-1250U」(10コア[2P+8E]、12スレッド、最大4.70GHz、9W)/「Core i5-1230U」(10コア[2P+8E]、12スレッド、最大4.40GHz、9W) |
グラフィックス | Intel Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | 8GB/16GB(LPDDR4X-4267) |
ストレージ | 約128GB/256GB/512GB/1TB(PCIe) |
インターフェース | Thunderbolt4 USB4(Gen3)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)、USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応、クリエイティブコネクト対応) |
通信規格 | Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax(2.4Gbps)対応)、Bluetooth 5.1準拠 |
内蔵カメラ | フロント:約207万画素 Windows Hello対応、リア:約1258万画素(オートフォーカス対応) |
サイズ/重量 | 307×190×7.2mm、/本体のみ:約599g、スタンド装着時:約742g |
バッテリー駆動時間 | 約12.0時間 (充電約2.3時間) |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |