ソラコム、既設ネットワーク不要のセルラー通信でつながる「SORACOMセルラーパック for Amazon Monitron」を提供開始
ソラコムは10月17日、アマゾンウェブサービス(以下:AWS)が提供するエンドツーエンドのシステム「Amazon Monitron(アマゾン モニトロン)」のゲートウェイとセンサー、およびSORACOM IoT SIMとルーター、その他部材がセットになった「SORACOMセルラーパック for Amazon Monitron」を提供開始する。
Amazon Monitronは、機械学習を用いて産業機器の異常な状態を検出し、予知保全を可能にするシステム。
セット内容は、振動・温度データをキャプチャーするセンサー、データを安全にAWSクラウドに転送するゲートウェイに加えて、異常なパターンを見つけ出す機械学習サービスや、機械内の潜在的な障害を追跡するモバイルアプリとなる。
既存の産業機械にもセンサーを取り付けることで計測を開始できる手軽さが特徴となっている。
Amazon Monitronは、ファン、ベアリング、コンプレッサー、モーター、ギアボックス、ポンプなどの産業装置に取り付けて利用するが、工場の構内ネットワークが利用できない、届かないケースや、客先に設置するケースなど、既設ネットワークが利用できないケースが多いのが実情だという。
そこで、既設ネットワーク不要のセルラー通信でつながる本パックを利用することで短期間で導入し、予知保全を始められるという。
あわせて、本パックを利用したIoT レシピ「IoTで産業機器の予知保全」を公開。本レシピでは、本セルラーパックを使ってAmazon Monitronを導入する方法をステップごとに解説している。
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