実は日本初展示のディスプレーもあり……
恐竜ミュージアムは、240坪あるソニーストア 名古屋の店舗のうち約160坪を使用して展覧。ゴルゴサウルスの骨格標本は夜にライトアップされ、店舗の外からも確認できる。ちなみに、ソニーストア 名古屋は、全国のソニーストアの中でも、法人向けディスプレーの最新機種が並ぶという点で特徴のある存在になっているという。
展示に使用された“Crystal LED”ディスプレーの「ZRD-CH12D」は画素ピッチ1.27mm。輝度1300cd/m2の最新モデル(CHシリーズ)で、100万:1と高いコントラスト比、独自のディープブラックコーティング技術による深い黒の表現を特徴としている。美術館や博物館などへの設置に適し、高輝度化によってリアルで没入感のある映像をよりダイナミックに描き出せるとしている。実は一般向けの公開は初で、実機が確認できるのはソニーストア名古屋だけだという。
また、展示とは直接関係がないが、最近ソニーが力を入れている法人向けブラビアの新モデルもある。98インチの「BZ50L」は超大画面で、離れた場所からも見やすい高画質・高輝度フラッグシップモデル。「BZ40L」は85インチで、Crystal LEDディスプレーのCHシリーズ同様、映り込みが非常に少なく見やすいディープブラック・ノングレアコーティングを採用している。
店長の長谷川祐貴氏に話を伺うと、カメラの人気が高く、名古屋市街を一望できるBINO 栄の3Fという立地を生かして、レンズ性能を確かめるお客さんも多いという。店内にはカメラ講座を実施するαアカデミーやα Plazaのギャラリースペースもあり、α Plazaでは紙に出力するだけでなく、有機ELディスプレーでの展示も可能となっている。また、人気の高い動画配信に向けたコーナーの設置も予定しているそうだ。ほかにもシアタールームやポータブル製品の展示がある。
店舗の半分以上が展示スペースになるという企画自体も面白いが、恐竜ミュージアムに脚を運ぶ機会があるなら、ソニーストア 名古屋ならではの展示製品にも目を向けてみてはどうだろうか。