佐賀の新しい魅力がいっぱい見つかる! 秋の行楽シーズンにぴったりな情報満載の「佐賀LOVEWalker2023秋号」

文●LOVEWalker

提供: (一社)佐賀県観光連盟

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 佐賀県観光連盟は、観光ガイド冊子「佐賀LOVEWalker2023秋」の最新版を配布中。第3弾となる秋号では、行楽シーズンを迎えた今だからこそ、訪れたい、体験したい、味わいたい、佐賀の魅力がギュッと詰まった情報が、全45スポット紹介されている。

 まず、秋といえば、やっぱり“紅葉”ということで、県内屈指の美しさを誇るとっておき名所へご案内。約40年の歳月をかけ、限りなく自然に近い環境下で約1万本の色鮮やかな木々の光景を楽しめる「環境芸術の森」(唐津市)を筆頭に、春と秋の年2回だけの限定公開される「九年庵」(神埼市)、名水百選に選ばれ、渓谷美と紅葉のマッチングが圧巻の「竜門峡」(有田町)など、息をのむほどの絶景コレクションをご覧あれ。ひと息つきたい立ち寄りカフェ情報も掲載。

 このほか、佐賀を代表する2大行事「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」(佐賀市)「唐津くんち」(唐津市)をはじめ、秋に咲き誇るヒマワリの名所「山田ひまわり園」(みやき町)、知名度抜群の「秋の有田陶磁器まつり」(有田町)、「武雄のあかりめぐり」(武雄市)、「日本一!ようかんまつり」(小城市)まで、行っておきたい「秋イベント」、そして、有田、伊万里、唐津、肥前吉田の4大焼物の街でお気に入りの一品を探す「器めぐり」など、盛りだくさんな内容となっている。

▼「佐賀LOVEWalker秋」はこちらからも閲覧可能!

■■■さがの秋を彩る絶景アルバム■■■

 紅葉の名所として屈指の美しさを誇るとっておきのスポットを厳選。立ち寄りカフェでプチブレイク♪

自然のキャンバスが作り出す息をのむほど美しい絶景との出会い
環境芸術の森(佐賀県・唐津市)

 約40年かけて作り上げた“紅葉の森”。限りなく自然に近い環境下で約1万本の木々が赤く色づく光景は感嘆のひと言。ロング、ショートの2つある遊歩道で紅葉狩りも楽しめる。敷地内の「風遊山荘(ふうゆうさんそう)」からの眺めは圧巻。

住所:佐賀県唐津市厳木町平之667
電話:0955-63-2433
営業時間:9時~16時
定休日:なし ※12月以降は不定
入場料:高校生以上 700円、小中学生 300円
駐車場:150台(無料)
    ※シーズン中11月10日(金)~23日(祝)は500円~
アクセス:車=長崎自動車道 多久ICよりおよそ20分


 

ちょっとブレイク
Tea&Space 基幸庵(唐津市)

 今年創業50年を迎える老舗。クリーム冷やし抹茶ぜんざい(960円)をはじめ、濃厚なお茶の風味を生かしたスイーツが評判。煎茶やほうじ茶などドリンクも充実。

電話:0955-72-8188
営業時間:11時~18時(LO17時30分)
定休日:火曜日、第4月曜日
駐車場:11台(無料)

心地よい秋風を感じながら真っ赤に染まる名勝地を散策
九年庵/仁比山神社(佐賀県・神埼市)

 九年庵(くねんあん)は、春と秋の年2回だけ一般公開される名勝地で、佐賀屈指の紅葉名所。秋はモミジの優美な光景を眺めながらの散策が楽しめる。落ち葉で染まる“紅葉の絨毯”も見どころ。古来農事の神として崇敬されている仁比山神社(にいやまじんじゃ)の紅葉も。

住所:佐賀県神埼市神埼町的1696
電話:0952-37-0107(神埼市商工観光課)
営業時間:8時30分~16時
定休日:公開期間中なし
入場料:美化協力金 500円
駐車場:800台(吉野ヶ里公園西口交差点そば臨時駐車場、1回500円)
アクセス:車=長崎自動車道 東脊振ICよりおよそ10分


 

ちょっとブレイク
喫茶ユーカリ(吉野ヶ里町)

 1979(昭和54)年創業の昭和レトロな喫茶店。ナポリタン(680円)は熱々の鉄板で出され、カリッと香ばしいお焦げもおいしい。昔懐かしいクリームソーダ(600円)も人気。

電話:0952-53-4915
営業時間:10時~18時、ランチ11時30分~14時
定休日:月曜日
駐車場:8台(無料)

神秘の渓谷がより鮮やかに艶やかな紅葉風景を満喫
竜門峡/泉山弁財天神社(佐賀県・有田町)

 竜門峡(りゅうもんきょう)は、「名水百選」にも選ばれる渓谷。11月上旬から森の木々が色づきはじめ、山肌を真っ赤に染める壮大なロケーションが楽しめる。泉山弁財天神社にある樹齢およそ1000年の大公孫樹(大いちょう)も必見なので、ぜひ立ち寄りたい。

住所:佐賀県西松浦郡有田町広瀬山
電話:0955-43-2121(有田観光協会)
営業時間:終日開放
定休日:なし
駐車場:70台(無料)
アクセス:車=西九州自動車道 波佐見有田ICよりおよそ18分


 

ちょっとブレイク
ギャラリー有田(有田町)

 有田焼の器で食事が楽しめ、ショップでは器の購入もできる。写真は人気の黒蜜きなこパフェ(770円)。有田名物・ごどうふが主役の御膳などランチメニューもある。

電話:0955-42-2952(レストラン&カフェ)
営業時間:11時~17時
定休日:不定
駐車場:20台(無料)

契山の麓でモミジが色づく風情あふれる錦秋の装い
大興善寺(佐賀県・基山町)

 大興善寺(だいこうぜんじ)は、奈良時代に開創した天台宗の古刹で、紅葉は11月中旬~12月上旬が見ごろ。およそ500本のモミジが赤く染まり、境内の荘厳な雰囲気と相まって秋の風情を感じさせる絶景が広がる。11/25(土)はライトアップを実施(日没~)。

住所:佐賀県三養基郡基山町園部3628
電話:0942-92-2627
営業時間:8時30分~17時30分(参拝時間)
定休日:なし
入場料:大人 600円、小中学生 300円
駐車場:700台(1回 300円)
アクセス:車=九州自動車道 鳥栖ICよりおよそ10分


 

ちょっとブレイク
空とたね(基山町)

 農家直営の古民家カフェ。煎茶と菓子が選べる煎茶セットは500円と手ごろ。地元野菜がメインのランチ(完全予約制)も評判だ。

電話:090-8411-8058
営業時間:ランチ11時30分~14時30分、カフェ14時30分~16時 ※来店時に要確認
定休日:日曜日~木曜日
駐車場:4台(無料)

孔子の里を彩る 紅、橙、黄色の美の競演
多久聖廟(佐賀県・多久市)

 国指定重要文化財の多久聖廟(たくせいびょう)。歴史遺産を見事な紅葉風景が包む。およそ180本のモミジが黄色や赤に色づき、来場者を魅了する。紅葉時期に合わせ、紅葉まつり(11月15日(水)~23日(祝))を開催。

住所:佐賀県多久市多久町1843-3
電話:0952-75-5112
営業時間:終日開放
定休日:なし
駐車場:100台(無料)
アクセス:車=長崎自動車道 多久ICよりおよそ10分


 

ちょっとブレイク
slow café(多久市)

 自家製米、多久産野菜のワンプレートランチやスイーツなどで地元食材の魅力を伝えるカフェ。写真は栗のモンブランタルト(550円※期間限定)。庭でヤギと触れ合える。

電話:0952-75-2077
営業時間:11時~17時
定休日:月曜日、火曜日
駐車場:およそ30台(無料)

■■■秋に行きたい! イベント■■■

 佐賀を代表する2大行事「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」と「唐津くんち」を筆頭に、花絶景、陶器市など、多種多彩なラインナップです。気になるイベントを見つけたらGO!

2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀県・佐賀市嘉瀬町)

巨大なバルーンを間近で見られる佐賀屈指の秋イベント。メイン会場は嘉瀬川河川敷で、およそ80万人が訪れる

日中はもちろん、雰囲気が変わる夜間係留にも注目。水面に反射した熱気球を見られる

 アジアで最大級の規模を誇る熱気球の国際大会。世界各国から100機を超える熱気球が参加し、連日熱戦を繰り広げる。かわいらしい動物や人気のキャラクターが巨大なバルーンになって登場するバルーンファンタジアも見逃せない。

 4年ぶりに国際大会として開催。さまざまなデザインが施された世界各国の熱気球が登場する。夜間係留も好評で、バーナーの炎で夜の闇に照らし出されるバルーンが、幻想的な雰囲気を醸し出す。

会場:嘉瀬川河川敷(佐賀県佐賀市嘉瀬町)
電話:0952-29-9000(熱気球大会佐賀運営委員会)
期間:期間:11月1日(水)~5日(日)
時間:7時~17時
   11月4日(土)・5日(日)は20時まで
料金:観覧無料
駐車場:およそ4,000台(1回1,000円)
交通:車=長崎自動車道 佐賀大和ICよりおよそ20分

武雄のあかりめぐり(佐賀県・武雄市)

 御船山楽園をはじめ、武雄市図書館(写真)や武雄神社などが、鮮やかにライトアップされる。

会場:武雄市図書館・歴史資料館(佐賀県武雄市武雄町武雄5304-1)ほか
電話:0954-23-7766(武雄市観光協会)
期間:~11月5日(日)
※時間、料金、駐車場は施設により異なる

交通:車=長崎自動車道 武雄北方ICよりおよそ10分

日本一!ようかんまつり(佐賀県・小城市)

 羊羹店で試食や購入をしながら、スタンプラリーで町中を巡る。地元の特産品が当たる抽選会も実施。

住所:佐賀県小城市小城町
電話:0952-72-7423(小城市観光協会)
開催日:11月19日(日)
時間:9時~16時
駐車場:およそ400台(無料)
交通:車=長崎自動車道 小城スマートICよりおよそ5分

山田ひまわり園(佐賀県・みやき町)

綾部東交差点から県道136号を福岡方面に北上。1か月限定で見られる景色だ

 みやき町北部の寒水川(しょうずがわ)山田水辺公園そばにある観光スポット。九州でも珍しい秋のヒマワリが、6,000㎡ある広大な山間地の棚田を生かして植えられている。気象条件が合えば、降雪したタイミングで雪をかぶったヒマワリを見られることも。

 およそ10万本の黄色のヒマワリと、棚田沿いに赤いケイトウが一緒に開花する。見事な景観のため、20年に「佐賀県遺産」に認定された。ヒマワリ、晩秋の青空、鷹取山のハゼの紅葉とのコラボレーションは必見!

住所:佐賀県三養基郡みやき町簑原
電話:0942-96-4208(みやき町観光協会)
期間:11月1日(水)~30日(木)
時間:9時~16時
料金:清掃協力金 大人100円
駐車場:96台(無料)
交通:車=長崎自動車道 東脊振ICよりおよそ10分

第19回 秋の有田陶磁器まつり(佐賀県・有田町)

「食と器でおもてなし」がテーマ。工場見学やガイドツアーなどの催しを開催する。泉山にある樹齢およそ1000年の大イチョウをはじめ、紅葉も見ごろだ

 有田の紅葉を眺めながら焼物が買えるイベント。スタッフと会話をしながら自分に合った器が見つけられるのはもちろん、普段公開されていない窯元での窯焚きの様子も見られる。有田の郷土料理や地元食材を使った期間限定メニューも見逃せない。

 「有田ポーセリンパーク」から発着するヘリコプターの遊覧飛行を初開催(1フライト12,000円 ※搭乗は3人まで)。一帯の紅葉観賞をしながら、イベントの様子を上空から眺められる。ほかに、着物レンタルと着付も実施している。

住所:佐賀県西松浦郡有田町
電話:0955-43-2121(有田観光協会)
期間:11月22日(水)~26日(日)
時間:9時~17時(店舗により異なる)
駐車場:およそ3000台(無料)
交通:車=西九州自動車道 波佐見有田ICより約5分

鍋島藩窯秋まつり(佐賀県・伊万里市)

 半額以下のB級品や正規品を安く購入できる。限定の伊万里鍋島焼ぐい呑みや地元の野菜なども販売。

住所:佐賀県伊万里市大川内町
電話:0955-23-7293(伊万里鍋島焼協同組合)
期間:11月1日(水)~5日(日)
時間:9時~17時
駐車場:およそ400台(1回 500円)
交通:車=西九州自動車道 伊万里東府招ICよりおよそ15分

第30回 シチメンソウまつり(佐賀県・佐賀市東与賀町)

 海岸線を赤く染めるシチメンソウの紅葉に合わせて開催。ステージイベントや特産品の販売も行う。

住所:佐賀県佐賀市東与賀町下古賀2885-2地先
電話:0952-45-1022(佐賀市東与賀支所)
開催日:11月3日(祝)
時間:10時~16時
料金:入場無料
駐車場:およそ500台(無料)
交通:車=長崎自動車道 佐賀大和ICよりおよそ45分

WONDER AQUA(佐賀県・佐賀市城内)

 佐賀城公園で行われる没入体験型ナイトイベント。最先端のデジタルアートを駆使した空間が広がる。

住所:佐賀県佐賀市城内2-18-1
電話:0952-23-9112(SAGA Nightart Project実行委員会事務局) 
開催日:10月13日(金)~11月26日(日)
時間:18時30分~21時30分(最終入場21時)
定休日:月~木曜日(祝日の場合営業、荒天の場合中止)
料金:小学生以上1,000円 ほか
駐車場:71台(無料)
交通:車=長崎自動車道 佐賀大和ICよりおよそ20分

唐津くんち(佐賀県・唐津市)

曳山は獅子、兜、亀、鯛などそれぞれに形が異なる。和紙や漆、金箔などで仕上げられた世界最大級の乾漆造づくりの美術工芸品だ。11月2日に行われる「宵曳山」では、集まった曳山が提灯で照らされるため、幻想的な雰囲気になる。

 「唐津くんち」は唐津神社の秋季例大祭で、およそ50万人が訪れる佐賀県を代表する行事の一つ。笛、鐘、太鼓で奏でる三ッ囃子(みつばやし)や、曳子(ひきこ)の「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の大きな掛け声に合わせて、14台の豪華絢爛な曳山(やま)が旧城下町を巡行。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

 14台ある曳山が御神輿(おみこし)のお供として、御旅所(おたびしょ)である西の浜を目指す11月3日の「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」。最大の見せ場は、2~3トンある曳山を曳子の掛け声と共に動かす曳き込み。その様子は豪快という言葉がピッタリ。

住所:唐津神社(佐賀県唐津市南城内3-13)ほか
電話:0955-74-3355(唐津観光協会)
開催日:11月2日(木)~4日(土)
時間:2日(木)19時30分~22時
   3日(祝)9時30分~16時40分
   4日(土)10時~16時40分
料金:観覧無料
駐車場:およそ2000台(無料)
交通:車=西九州自動車道 唐津ICよりおよそ12分

■■■4大焼物のまちで自分だけの器さがし■■■

 有田や伊万里など数百年の歴史を誇る佐賀の焼物。昨今は、伝統の技法を守りつつも新たなデザインや、普段使いできるアイテムも多く、注目されている。

【有田焼】
日本屈指の焼物は様式や色味が魅力

 有田焼といえば、乳白色の素地の上に余白を十分に残した絵画的な構図が特徴の「柿右衛門様式」と、赤、黄、緑の3色で洗練された草花模様を描く「鍋島様式」の2つが代表的な様式。また、独特の艷やかな素材が美しい白磁、青のみで花鳥風月などを描く染付、赤や黄などの鮮やかな彩色を施した赤絵が特徴だ。

KIHARA ARITA本店

有田HOUEN 有田四様(2,750円~)

ARITA ICON(3,850円)。有田の名所や窯などをアイコン化

 約400年続く伝統と技術を生かすブランド「KIHARA」の商品が並ぶ。伝統様式をモダンにアレンジした有田四様や、有田の町並みを描いた器で、おみやげにもぴったりなARITA ICONなどは要注目。

住所:佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351-169 アリタセラ内
電話:0955-43-2325
営業時間:9時~17時
定休日:1月1日

やま平窯

エッグシェル文様 シリーズ(4,620円~)

一輪挿しシリーズ(各3,168円)。デザインの異なる4種をそろえる

 有田焼400年の歴史の中で培われてきた技術、技法、素材を基本とした器作り。現代の住空間に合わせて商品をカスタマイズさせることで、ほかの窯元にはないアイテムを生み出す。

住所:佐賀県西松浦郡有田町桑古場乙2267-1
電話:0955-42-2459
営業時間:10時~12時、13時~17時
定休日:第1・3日曜日

【伊万里焼】
江戸時代から受け継ぐ技法で焼く器たち

 光沢のある白磁に赤、緑、黄色の3色を使って美しい上絵を描く「色鍋島」、呉須(ごす)のの藍色で染め付ける落ち着いた雰囲気が特徴の「鍋島染付」、地元で採れる青磁の原石を細かく砕いた釉薬(ゆうやく)をかけて焼く青翠(せいすい)色の光沢が神秘的な「鍋島青磁」。これらが300年以上の歴史を誇る伊万里焼を代表する3タイプだ。

畑萬陶苑

子ども用食器(3,300円~)。スポーツカーを描いた楕円小皿をはじめ、茶碗や湯呑などを扱う

Tumbler-Nashiji Green(3,850円)

桜花びら香立て(4,400円)

Flat plate with rim(6,600円~)

 約100年の歴史を誇る窯元。伝統的な文様の高価な作品から普段使いのできる食器まで、幅広くそろえる。平日限定で無料の工房案内も行っており、職人が実際に行う絵付けなどの作業風景を間近で見られる。

住所:佐賀県伊万里市大川内町乙1820
電話:0955-23-2784
営業時間:9時~17時
定休日:1月1日、不定

青木陶房

氷青磁稜線彫 マグカップ 小(3,520円~)

 大川内山の窯元のなかで、最も西に位置する。希少な青磁原石を使った作品が自慢で、深く透き通った青色が魅力だ。氷河がモチーフの氷青磁シリーズも人気が高く、淡いブルーで涼しさや清々しさを表現している。

住所:佐賀県伊万里市大川内町乙1679-2
電話:0955-35-4872
営業時間:10時~17時
定休日:月曜日

【唐津焼】
シックであたたかみある雰囲気が人気

 450年以上前に造り始められ、その後、来日した朝鮮陶工により技術技法が進歩した焼物。鬼板(おにいた)と呼ばれる鉄絵具で模様を描く「絵唐津」、藁灰釉(わらばいゆう)と鉄分の多い鉄釉(てつゆう)をかけ分けて焼く「朝鮮唐津」、李朝三島の技法を取り入れた「三島唐津」など、種類はさまざまだ。いずれも上品で落ち着いた雰囲気が特徴。

唐津焼総合展示販売場

三島唐津菓子鉢(5,500円)

絵唐津飯碗(2,750円)

 JR唐津駅そば。唐津焼協同組合に所属する12窯元の商品を陳列し、その数は2,000点以上と市内で最大規模を誇る。マグカップ、酒器セット、皿などの日用食器が売れ筋。

住所:佐賀県唐津市新興町2881-1 ふるさと会館アルピノ2F
電話:0955-73-4888
営業時間:9時~18時
定休日:木曜日(祝日の場合営業)、12月30日~1月2日

美術陶磁器の店 一番舘

中里太亀作 唐津南蛮湯呑(5,500円)

中里太郎右衛門 窯作 絵唐津碗皿(17,600円)

 1階は、「肥前の三右衛門」と呼ばれる唐津の十四代中里太郎右衛門、有田の十五代酒井田柿右衛門、十四代今泉右衛門を中心にライン ナップ。地元の若手作家の作品も並ぶ。2階はギャラリーで、個展や企画展を行う。

住所:佐賀県唐津市呉服町1807
電話:0955-73-0007
営業時間:10時~18時
定休日:1月1日

【肥前吉田焼】
魅力的なデザインやカラーの器が多数

 1600年ごろに嬉野市の吉田地区で作られ始めた器で、現在は天草から仕入れる陶石を使用。おもに日用食器を作っており、柄や形は窯元ごとに異なる。最近では、鉄釉の色味で皿の縁に波形を表現した「いげ皿」を各窯元で製作。上絵や形にオリジナリティを加えて販売している。

副武製陶所

おすもうさんシリーズ(550円~)。イゲ7寸皿、イゲ楕円ボール、六角小皿、T箸置きなど種類が豊富

マット六角小鉢えくぼとほくろ(550円)

 茶碗からマグカップまで、「お相撲さん」を描いたおすもうさんシリーズをはじめ、ユニークな商品が並ぶ。キュートなレスラーがインパクト大の吉田プロレスシリーズなども売れ筋だ。

住所:佐賀県嬉野市嬉野町吉田丁4115
電話:0954-43-9437
営業時間:9時~12時、13時~16時
定休日:土曜日、日曜日、祝日

江口製陶所

Ao(11,000円)。急須や湯呑など4点セット

餃子や刺身などに最適な長角皿が人気

 「食卓から笑顔あふれる暮らしの提供」をコンセプトに、カラフルな皿やシックなカラーの食器を販売する。オススメは縁起のよい八角皿や、表面をヘラで削った面取りシリーズ。蓋付きの丼など、ここでしか買えない限定品もある。

住所:佐賀県嬉野市嬉野町吉田丁4753
電話:0954-43-9421
営業時間:9時~16時
定休日:不定

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