薄すぎるレバーレスアケコン「Razer Kitsune」も!Razer新製品を試してきた
Razerは9月27日、日本未発売のゲーミングマウス「Razer Viper V3 HyperSpeed」やゲーミングキーボード「Razer BlackWidow V4 75%」を含むゲーミングデバイス数製品の国内発売日を公開。これら製品の予約販売も開始した。製品については下記の記事を参照。
・Razer、ゲーミングキーボード「Razer BlackWidow V4 75%」ほか計4製品を予約開始
・Razer、eスポーツプレイヤーが開発協力したワイヤレスゲーミングマウス「Razer Viper V3 HyperSpeed」
それに伴い、同社ではメディアを集めた新製品発表会を実施。今回の発表製品も含め、2023年Q3新製品の紹介とタッチ&トライイベントを実施した。今回は、本イベントで体験できた製品を紹介していきたい。
異色のレバーレスアケコン「Razer Kitsune」
「Razer Kitsune」は、同社が9月14日に発表した格闘ゲーム向けのアーケードコントローラー(以下、アケコン)。旧来のアケコンは左側にジョイスティックを搭載しているが、本製品は“レバーレス”呼ばれるスティックをボタンに置き換えたタイプだ。
上下左右の方向入力をボタンで行うため、スティックに比べて斜め方向などへの誤入力が出づらく、また同時方向への連続入力や“溜めコマンド”の入力にも適している。
レバーレスアケコン自体は、レバータイプほどではないにしてもすでに他社製品でいくつか登場している。しかし、Razer Kitsuneはそんなレバーレスの中でもかなり異色の製品といえる。
まず、サイズが296(W)×210(D)×19.2mmと、一般的なアケコンに比べて非常に薄く、小型になっている。これにより、重量も800gとかなり軽量に。レバーの出っ張りもないので、かなり持ち運びしやすい形状になっている。
ボタンのスイッチには、同社がキーボードでの開発で培ったスイッチの技術が使われている。ロープロファイルのオプティカルスイッチを使うことで、この薄さを実現しているとのこと。スイッチはRazer製の静音赤軸スイッチを標準搭載しており、スイッチのホットスワップにも対応している。
実際に押した感覚としては、アケコンにしては押し込みが浅く、独特な押し心地。アケコンに慣れている人だと違和感も感じるかもしれないが、反応自体はよく、練習すれば慣れそうだ。価格は4万8880円。
ちなみに、本製品には『ストリートファイター6』とのコラボモデルも発表されている。コラボモデルは10月27日発売予定。
AndroidゲーミングデバイスRazer Edgeも国内発売
Android搭載のポータブルゲーミングデバイス「Razer Edge」も国内発売する。本製品は「Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1」を搭載しており、ディスプレーにはAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)を採用。リフレッシュレート144Hzに対応している。Android対応ゲームとXbox Game Passのゲームを遊ぶことができる。なお、海外では5G接続可能なモデルも販売されているが、日本ではWi-Fi接続モデルのみとのこと。
コントローラーには、「Razer Kishi V2 Pro」が付属する。ゲームや配信の動きを感知し、振動をコントローラーに伝える「Razer HyperSense Haptics」という機能により、Razer Edgeとの組み合わせで振動機能を実現している。その他、3.5mmオーディオジャックを搭載することで、有線でのイヤフォン接続に対応。Razer Kishi V2 Proは単品販売も行なわれる。
発売時期はどちらも10月予定。価格はRazer Edgeが8万9880円。Razer Kishi V2 Proが2万990円。
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