スポティファイジャパンは9月28日、オーディオストリーミングサービス「Spotify」において、パーソナライズされたリアルタイムセッション機能「Jam」を順次提供を開始することを発表した。現段階では、Jamのセッションをホストできるのはプレミアムユーザーだけとなり、無料ユーザーはホストから招待を受けることでJamに参加できる。
本機能では、プレミアムユーザーは、ホストとして、他のSpotifyユーザーを招待し、リアルタイムのリスニングセッションが可能になる。ホストが選曲するだけでなく、他の参加者も全員好きな楽曲を共有キューに追加できる。また、参加者全員の聴取履歴に基づいたAIによるレコメンドも受け取れる。
再生するプレイリスト、曲、またはアルバムを選択し、「接続」ボタンもしくはプレイリスト、アルバム、または楽曲内のオプションボタンから「Jamを開始」ボタンをタップするとJamを利用できる。
Jamを開始したホストがリスナーを招待するには、Bluetooth経由でスマホを一緒にタップする方法、ホスト画面のQRコードをスキャンしてもらう方法、リンクを送信する方法の3つから選べる。Spotify無料ユーザーは、同じBluetooth上でのみセッションに参加できる。
Jamの参加者は、各自のデバイスから共有キューに楽曲を追加したり、誰がどの楽曲を追加したかを確認するとともに、AIによるレコメンドを受けられる。ホストは、Jamの参加者を決定したり、楽曲の削除や順番を変更できる権限を持つ。ホストは、「ゲストコントロール」をオンにすることで、セッションに参加する全員に、楽曲の削除や順番の変更を許可できる。