キヤノンは9月28日に、家庭向けとビジネス向けのインクジェットプリンター新製品8機種を発表した。
家庭向けは、高機能・低ランニングコストの「PIXUS XK120」、高機能モデルの「PIXUS TS8730」、ADF付3in1の「PIXUS TS6730」、高速高画質の「PIXUS TS6630」の4機種で、10月下旬発売予定だ。
5色インクの高機能ながら低ランニングコストを実現
「PIXUS XK120」
4.3型ワイドの液晶パネルでタッチ操作ができる、スキャナー一体型カラーインクジェットプリンターで、インクは5色ハイブリッドの独立インクタンクで、ランニングコストはL判フチなしで約10円と低くなっている。
給紙は背面トレイと前面カセットで自動両面印刷が可能で速度はカラー文書で10ipm(毎分10枚)、モノクロで15ipm、L判フチなしの写真は約16秒。
キヤノンオンラインショップ価格は4万5650円。
6色インクの高機能モデル
「PIXUS TS8730」
こちらも4.3型ワイドの液晶パネルでタッチ操作ができるスキャナー一体型カラーインクジェットプリンター。インクは6色ハイブリッドの独立インクタンクで、ランニングコストはL判フチなしで約22.9円だ。
給紙は背面トレイと前面カセットで自動両面印刷が可能。印刷速度はカラー文書で10ipm(毎分10枚)、モノクロで15ipm、L判フチなしの写真は約10秒。
キヤノンオンラインショップ価格は4万0150円。
家庭でも一気コピーができるADF付3in1
「PIXUS TS6730」
ADF(自動原稿送り装置)搭載の、スキャナー一体型カラープリンター。操作部は2.7型のタッチ液晶で、給紙は背面トレイと前面カセットで自動両面印刷が可能。
印刷速度はカラー文書で10ipm(毎分10枚)、モノクロで15ipm、L判フチなしの写真は約18秒。インクは4色ハイブリッドの一体型インクタンクで、ランニングコストはL判フチなしで約29円だ。
キヤノンオンラインショップ価格は1万9800円。
高速高画質
「PIXUS TS6630」
TS6730のADFのないモデルで、操作部は2.7型のタッチ液晶。給紙は背面トレイと前面カセットで自動両面印刷が可能。
印刷速度はカラー文書で10ipm(毎分10枚)、モノクロで15ipm、L判フチなしの写真は約18秒。インクは4色ハイブリッドの一体型インクタンクで、ランニングコストはL判フチなしで約29円、キヤノンオンラインショップ価格は1万8150円。
ハイブリッドワーク向けALL顔料4in1
「GX2030」
プリント、コピー、スキャン、ファックスができる4in1モデル。4色顔料インクで速度はカラーが10ipm、モノクロが15ipmで、印刷枚数はカラーインク、ブラックインクともに3000枚。給紙はカセットで普通紙250枚。キヤノンオンラインショップ価格は4万9500円。
ハイブリッドワーク向けALL顔料3in1
「GX1030」
GX2030からADFとファックス機能を除いたモデルで、印刷性能は2030と同じ。キヤノンオンラインショップ価格は4万4550円。
低ランニングコストALL顔料
「GX6530」
GX6530はフロントアクセス型デザインで、ADFも前から操作でき、机下に設置できる。プリント、コピー、スキャンの3in1型の大容量モデルだ。
4色顔料インクで速度はカラーが15.5ipm、モノクロが24ipmで、印刷枚数は6000~2万1000枚。給紙はカセットで普通紙250枚に加え、背面から100枚給紙できる。キヤノンオンラインショップ価格は7万2050円。
多サイズ給紙が可能な高速機
「GX5530」
ADFがないモデルで、前面カセットが2段あり、背面給紙も可能で異なる用紙を3種類セットできる。
印刷性能は6530と同じで、キヤノンオンラインショップ価格は6万6550円だ。