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「個人情報流出が人生を左右する事件になる」時代に必要な機能だけを詰め込んだ

「対ダークウェブ特化」の新製品をマカフィーが開発した理由は「断捨離」だ

2023年09月28日 17時30分更新

文● せきゅラボ

提供: マカフィー株式会社

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イチ押し機能だが改善点も

 3つ目は「オンラインアカウントクリーンアップ」。メールアドレスに紐づいているさまざまなアカウントをあぶり出し、紐づいている個人情報を確認できます。

 登録したことを忘れているWebサービスも発見できるので、未使用期間や該当サービスのデータ侵害リスク、共有されている個人情報の種類を確認したうえで、あらためてアカウント削除などを処置を実行できるというわけです。

 非常に便利な機能ですが、現状では確認できるメールアドレスがGmailとMicrosoftアカウントに限られています。Yahooアカウントも近いうちに追加されるそうですが、ゆくゆくは各プロバイダーメールなどにも範囲を広げて欲しいですね。

 また、一度に確認できるメールアドレスは1つまでです。こちらも複数を同時に確認・一覧できるようなシステムに拡張されることを希望したいところです。

プライバシー対策の要! 「オンラインアカウントクリーンアップ」の使い方

 古い、ほとんど利用していないアカウントを保有していると、データ漏えいや不正利用のリスクがあります。自動スキャンでアカウント情報を確認し、管理して対策しましょう。

 オンラインアカウントクリーンアップは毎月、自動スキャンを実施。ユーザーが作成したさまざまなアカウントを検出。そしてサービス運営会社が保存するユーザー情報とそのアカウントの潜在的なリスクを表示してくれます。

 あとは、あなたがアカウントを保持するか、あるいは削除するかを判断。後者の場合は手順に従うことで削除申請を実施できます。

1. 保護対策からオンラインアカウントクリーンアップの設定をクリック

2. オンラインアカウントクリーンアップの設定を開く(MicrosoftアカウントとGoogleアカウントの設定が可能)※頻繁に利用するメールアドレスを選択

3. アカウントを選択してログイン

4. 記載内容を確認して、アクセスを許可。続行をクリック

あなたは何点取れますか? 安全をスコアリングで見える化

 さまざまな機能を内包した製品を導入しても、使い始めなければ、そして使い続けないと意味がありません。そこでマカフィーはスコアリング――得点制とでもいうべきものを採用することで安全性の見える化を進めています。

 これは「マカフィー プロテクションスコア」と呼ばれる機能で、脆弱なポイントとその対策を一覧にしたうえで、対策の実施度合いに沿って「1000点満点のプロテクションスコアに得点が加算」されていきます。

マカフィー プロテクションスコア

 これにより、自身のセキュリティ対策の強度が具体的にわかるだけでなく、何をすれば強度が上がるのかひと目で理解できます。得点制なので面倒になりがちなセキュリティ対策もゲーム感覚でこなせるでしょう。ブラウザ、モバイル両方で確認できるのもうれしい仕様です。

Webブラウザのほか、モバイルでも確認可能

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