ブラザー販売は9月13日、A4インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」の新製品として、大容量インクで文書印刷に強い「First Tank(ファーストタンク)」シリーズなど7機種を発表した。10月中旬に発売する。
プリビオは、コストパフォーマンスの良さやコンパクトな本体サイズ、4色独立インクカートリッジを前面で交換できる手軽さなどが特徴のシリーズ。今回、「文書印刷を極めた大容量」をキーメッセージとして、大容量インクカートリッジとサブタンクを搭載したファーストタンクシリーズを含む7機種を新たにラインアップ。無線LANは2.4GHzに加え、新たに5GHzにも対応した。
ファーストタンクシリーズ「DCP-J4143N/MFC-J4443N/MFC-J4543N」は、大容量インクカートリッジ搭載で、ブラックインクは1本で標準モデル対応のインクカートリッジおよそ16本分、カラーインクはおよそ10本分の印刷ができる。およそ10万ページの高耐久を実現するという。
A4のモノクロ文書で1枚あたりおよそ0.8円、カラー文書で1枚あたりおよそ4.1円と、標準モデルと比べてモノクロで3分の1以下、カラーも半分以下のコストで印刷できるとする。インクは顔料タイプを全色に採用。
実売価格はDCP-J4143Nが4万700円前後、MFC-J4443Nが4万9500円前後、MFC-J4543Nが5万5550円前後の見込み。
ファーストタンクシリーズ「DCP-J1203N」は、シンプルな操作性と手軽な本体価格を実現した、大容量インクのエントリーモデル。スマホで操作できるため、製品本体には液晶画面は非搭載。顔料ブラック・染料カラーインクを搭載する。実売価格は3万800円前後の見込み
「標準モデル」シリーズは、家庭から職場まで、多機能かつコンパクトな本体サイズが特徴のシリーズ。標準容量のインクを使用するため、印刷枚数が多くない場合におすすめとしている。
実売価格はDCP-J528Nが1万9250円前後、DCP-J928N-W/Bが2万4200円前後、MFC-J905Nが3万800円前後の見込み。