【大丸有SDGs映画祭2023】最高の映画と出会えて社会問題にも触れられた話 【チケット販売中】
大手町・丸の内・有楽町エリアで、9月21日(木)まで開催している「大丸有SDGs映画祭2023」。SDGsに通ずるテーマを扱った映画の上映や、俳優や映画監督を招いてのトークショーを、日によって会場を変えながら全9回に渡って実施しています。今年4年目となる本イベントに編集部もりちゃんも参加してきました!チケットはまだ購入可能なので、気になっている方はぜひこの記事をチェックしてみてください!
映画館とも違う非日常空間での上映体験
今回参加したのは9月8日(金)「イン・ザ・ハイツ」の上映回。新会場「大手町仲通り」で映画祭唯一の野外上映の予定でしたが、雨天の為、開放的なアトリウムへ開催場所を移しての実施でした。
会場が移動したものの非日常を感じる空間にワクワクが止まりません!こんなに開放的な空間で映画を観る機会は、なかなか無さそう…。野外でなくなったのは残念でしたが、貴重な機会に立ち会えてちょっと得した気分に♪
客席は映画館の椅子にも負けない座り心地のクッションが置かれた椅子と高音質なサウンドを堪能できるヘッドホンで映画に没入できる環境が整えられていました。ヘッドホンを付けて、準備が万端になったところで上映スタート!
ラテン系の軽快な音楽で進むミュージカル映画にある移民問題
今回上映された「イン・ザ・ハイツ」は、ブロードウェイ・ミュージカルを映像化した2021年公開の映画。グラミー賞を受賞した人気作品です。ニューヨーク、マンハッタン北部にある街を舞台に4人の若者が様々な困難に苦しみながらも、夢に向かって立ち向かっていく物語が、ラテン音楽の軽快な歌やダンスに合わせて繰り広げられます。
4人の若者が暮らす「ワシントンハイツ」は、移民が住む実在する街。「移民」である彼らの苦悩は、移民問題を知っているとさらに理解が進むと思いますが、知識がなくても大丈夫。観終わった後は登場人物のことをもっと知りたくなり、自然と調べてしまうはずです。最初にエンターテインメントとして観て、2回目から知識を持って観るという楽しみ方もいいかもしれません。
映画では、夢を追いかけても平等なチャンスに恵まれない場面が描かれており、普段接しているニュースなどの情報だけでは感じられなかった、当事者のリアルな悩みや想いを感じられました。映像作品としても素晴らしいため、難しい話は苦手という方でも、作品を好きになってしまうような映画です。音楽も素晴らしく、ラップやダンスシーンでは思わず体を揺らしてしまうほど!
私はすっかりハマってしまい、終わった後もオープニングの曲が頭から離れず、映画の公式サイトの映像を繰り返し繰り返し再生しています。そろそろDVDを買ったほうが良さそうです…。
映画を見て防災グッズをもらおう
本映画祭では、「大丸有SDGs映画祭オリジナル防災グッズ」のプレゼントキャンペーンも実施されていました。全9回の上映会中、上映毎に押印してもらえるスタンプを3つためると防災グッズがひとつもらえます。映画祭のロゴ付きのモバイルチャージャーや防災グッズセットは、緊急時に役に立つのはもちろん、記念品にもなりそうです。
このように社会問題をテーマとしながらも、固く構えずに観ることのできる素晴らしい映画作品を9作品も上映する今回の映画祭。気になる社会問題から探したり、面白そうな映画から課題を知る、という探し方でもいいかも。まだチケットは販売中ですが、完売している回もあるので、公式ページからチェックしてみてください!
公式サイト:https://act-5.jp/act/2023film/今回は上映のみでしたが、他の回では上映後、俳優や映画監督が参加するトークショーの実施もあります。鑑賞直後のトークショーはより社会問題への理解が深まりそうです。
大丸有SDGs映画祭2023
■会場 大丸有エリア内の全5か所のスペース
会期:2023年9月4日(月)~9月21日(木)
主催:大丸有SDGs ACT5実行委員会
協力:ユナイテッドピープル株式会社
後援:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
大丸有SDGs映画祭2023総合プロデューサー:井上 成(大丸有SDGs ACT5実行委員会 運営委員長、三菱地所株式会社エリアマネジメント企画部担当部長)
大丸有SDGs映画祭2023アンバサダー:アーヤ 藍 (映画キュレーター)
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