まとめ:屋内で空調の補助として使うにはちょうど良い製品
テスト結果や構造的な要因も含め総合的に判断すると、少なくとも30℃超えの炎天下に本製品1本で対応できるとは言い難い。こういった環境ではより強力な冷却グッズなどと併用することが望ましいだろう。単独使用に関しては夏に入り始める直前、暑さを感じ始めるくらいの時期に向いているように感じた。
今回は屋外での使用感をチェックしたが、屋内であれば真夏でも活躍の余地はある。たとえばジムで運動の合間にクールダウンするときや、職場の空調温度が合わず暑さを感じたときなどには、個人用の冷房ツールとしてちょうど良いはずだ。特に後者の場合、屋外や運動中と比べて冷却プレートの冷たさも長持ちするので使いやすい。
筆者も節電目的でエアコンの温度を高めに設定しているので、自宅でもピタファン Cityを使って厳しい残暑と電気代高騰を乗り切る予定だ。