最大1400万ユーザーが引っ掛かる詐欺!?
いわゆる楽天経済圏で重宝するネット銀行として、独自の地位を築いている楽天銀行。2023年には預金口座数が1400万を突破しました。しかし多数のユーザーを抱えるサービス/ブランドはフィッシング詐欺の標的になりがちです。それは楽天銀行も例外ではありません。
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フィッシング詐欺の偽サイトは、本物と見分けがつきません
2023年8月、フィッシング対策協議会はフィッシングの報告が増えているとして、楽天銀行を騙った詐欺に注意を促しました。
これは、“不正利用を検知したので、あなたの口座取引を停止した。下記リンクから本人確認を実施せよ”という内容のメールを送り付けることで偽のWebサイトに誘導し、ユーザーアカウントを盗み取るというもの。
ユーザーを急かすために“24時間を経過するとリンク無効になる”といった文言を混ぜることもあるようです。
フィッシングメールの件名は「楽天銀行からのお知らせ[追加認証を一時制限しました]」「楽天銀行のメール設定に異常が発生しています」「【重要・緊急】楽天銀行のご利用を制限している」といったものが確認されています。
楽天銀行も公式サイト上で「楽天銀行を装う不審なサイトにご注意ください」「不審なサイト/メール、金融犯罪にご注意ください」と注意喚起しています。
取引や認証の停止といった、ユーザーが不利益を被る内容の文面を受け取った場合、決してその文中リンクなどはクリックせず、あらかじめブックマークした公式サイトからサービスにログインして真偽を確かめましょう。
また、楽天カードを騙ったフィッシングメールも存在するようですので、楽天ユーザーはこちらも要注意です!
もし、あなたがフィッシング詐欺に思えるメールやSMSを受け取った場合、可能ならばフィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。