サムスン電子ジャパンが、7月26日にグローバル発表された新製品の日本発売を発表しました。日本でも、世界と同じく「Galaxy Z Flip5」「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Watch6シリーズ」「Galaxy Tab S9シリーズ」の全製品が発売されます。
最注目は大きくなったサブディスプレー搭載の
「Galaxy Z Flip5」
新製品の中で、サムスンが最も注力しているのが、外側ディスプレーを大きくするなど大幅な進化を遂げたGalaxy Z Flip5です。韓国では過去最高の予約数を記録し、ラテンアメリカ、東南アジア、ヨーロッパでも記録的な予約数を達成したとのこと。日本でも、8月22日から東京・下北沢で実機に触れられる店舗「Join The Flip Side@シモキタ」をオープンさせ、9月中に札幌と福岡を起点に、実機を試せるプロモーションカーを走らせて日本を一周するなど、大々的なキャンペーンが展開されます。
Galaxy Z Flip5は、サムスンの縦型折りたたみスマホの5世代目で、大きな特徴は3つ。まずは、外側ディスプレーを大きくしつつ、さらなるスリム化が図られたこと。従来モデルでは1.9型で「カバーディスプレー」と呼ばれていた外側ディスプレーが、3.4型の「フレックスウィンドウ」に進化。隙間なく折りたためる新しい「フレックスヒンジ」の採用により、折りたたみ時の厚さはGalaxy Z Flip4の17.1mmから15.1mmへと2mmも薄くなりました。新しいフレックスヒンジは開閉時の衝撃を分散する仕組みで、耐久性も向上。正面・背面パネルにはGorilla Glass Victus 2、フレームとヒンジには強靭なアーマーアルミニウムを採用。IPX8の防水にも対応しています。
カラバリはドコモがグラファイト、ミント、ラベンダーの3色、auはグラファイト、ミント、クリームの3色を発売。ストレージ容量は256GBで、auはグラファイトの512GBモデルもオンライン限定で発売します。
次なる特徴は、自撮りがしやすいこと。カメラは広角(1200万画素)+超広角(1200万画素)の2眼で、閉じたままでも、電源ボタンの2度押し、またはフレックスウィンドウに表示されるカメラアイコンをスワイプして素早く起動できます。大画面のフレックスウィンドウの恩恵で、大人数での自撮りも楽しめるでしょう。閉じたままでも色調を設定でき、ポートレートや動画も撮影可能。折りたたむ途中で角度を固定できるので、Galaxy Z Flip5を卓上に置いた状態で、TikTok動画などを撮るにも重宝するでしょう。
3つ目の特徴は、フレックスウィンドウによる利用体験の向上。大画面なので、壁紙や背景スタイル、時計など、自分だけのカスタマイズを楽しめます。左方向にスワイプすると、自分で設定したさまざまなウィジェットを利用でき、ラボ機能として、「LINE」「YouTube」「Googleマップ」などのアプリも利用可能。折りたたんだ状態での用途が格段に増えました。