FZシリーズ／FDシリーズ
三菱電機は8月21日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、省エネや快適性を向上させた全4シリーズ計30機種を発表した。10月6日に発売する。
「FZシリーズ（次世代プレミアムモデル）」6機種、「FDシリーズ（次世代暖房強化プレミアムモデル）」5機種、「Zシリーズ（プレミアムモデル）」12機種、「ZDシリーズ（暖房強化プレミアムモデル）」7機種をラインアップする。
Zシリーズ／ZDシリーズ
同社では、人の気持ちを測って空気を整えるの空調「エモコテック」をZシリーズの2023年度モデルに搭載して今年2月に発売している。エモコテックは、室温や人の温冷感などを検知して最適な空調を実現する赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」と、非接触で人の脈を計測して独自のアルゴリズムにより人の感情を推定するバイタルセンサー「エモコアイ」を組み合わせた独自の空調技術。今回、エモコテック搭載製品のラインアップを全4シリーズ計30機種に拡充している。
このうちFZシリーズとZシリーズには、独自の学習機能で使用環境に合わせた省エネ立ち上げ運転を実現する「エコスタート」を新搭載。これにより、起動時の電力量を暖房でおよそ7％、冷房でおよそ8％削減でき、省エネ性を更に向上。
エモコテック
エコスタート
また、高いエネルギー効率が特長であるエアコンのヒートポンプ式暖房をさらに進化。FZ／Zシリーズでは、暖房運転時の着霜量モニタリング機能を改善し、最大連続暖房運転時間を従来比およそ6.5倍に拡大。また、FD／ZDシリーズでは、独自のデュアルオンデフロスト回路を改良し、霜取り中も最高およそ50度の温風吹き出しを実現している。
FZシリーズは定格冷房能力が4kW～9kWの6機種、Zシリーズは2.2kW～9kWの12機種、FDシリーズは4kW～8kWの5機種、ZDシリーズは2.5kW～8kWの7機種をラインアップ。価格はいずれもオープンプライス。
