初期型スーパーファミコンを高画質化できる改造基板の改良版「SHVC Video Improvement Kit v1.2」が発売。技術系サークル「モフ電子」による同人ハードウェアで、家電のケンちゃんにて2980円で販売されている。
初期型スーパーファミコン(本体裏がすべてゴム足のタイプ)に組み込むことで、入手が難しい後期型の“1Chipスーパーファミコン”に匹敵する高画質化が可能になるという改造基板。細部のにじみが解消された、鮮明な映像が楽しめるようになる。
3月に登場、即完売になった「SHVC Video Improvement Kit v1.0」の改良版にあたり、改造の難易度が大幅に低下しているのが特徴。先行版で最大のネックだった、PPUの足上げの工程が不要になっている。
ただしビアを一ヵ所パターンカットする作業が追加されたほか、電源を基板に配線するための配線材も必要となる。組み込みの状態については、ショップに展示されたデモ機で確認できる。