なぜ、新ブランドを立ち上げたのか?
さて、プルーム・テックの愛用者なら、今回の発表に際して、自然と疑問が浮かぶはずだ。「Ploom Tech(プルーム・テック)がwith(ウィズ)に変わったということ?」「Ploom TECH+ with(プルーム・テック・プラス・ウィズ)はどうなる?」「Ploom X(プルーム・エックス)はどうなる?」等々。
これらの疑問について、担当者にたずねてみると「Ploom Xは高温加熱型デバイスの主力商品として継続し、withは、新たにインフューズドたばこのブランドとして、従来、Ploom TECH+(プルーム・テック・プラス)やPloom TECH+ with(プルーム・テック・プラス・ウィズ)が担っていた領域を、withブランドに置き換えていく」との回答が得られた。
つまり、従来はPloom Techという大きなくくりの中に複数のバリエーションとタイプがあった状態から、高温加熱式のPloom X、インフューズドのwithと、ブランドが明確に分かれた格好になる。
すでに定着しているブランドを分割する試みには、どのような意図があるのか。担当者は「高温加熱式のPloom X、インフューズドのwithという形でブランドを分けることで、異なるニーズに異なるブランドを割り当てるという思いがあります。またこれまでは、(たばこカプセルの購入時に)『プルーム・テック』と言っても、どのカートリッジを指しているのかがすぐには分からなかったと思います。ブランドを分けることによって、結果的には、ユーザー様や、販売店の皆様にとっても、目的のカートリッジを迷わず選びやすくなると思います」と話す。
確かに、これからはwith用のたばこカプセルがほしい時に、「withの○○をください」と言えば、店舗のスタッフも、すぐに目的のカートリッジが把握できることになる。
2016年から続いてきたプルーム・テックブランドにとって、今回の発表は大きな転換点となる。高温加熱式のPloom X、インフューズドのwithという2本柱に変わったことによる、ブランド別の展開も楽しみだ。