【Galaxy Watch6】回転ベゼル復活、睡眠サポートを強化
Galaxy Watch6は2つのモデル「Galaxy Watch6」と「Galaxy Watch6 Classic」の2モデルが登場する。Galaxy Watch6はベーシックなモデル、Galaxy Watch6 Classicはベゼル部分に回転リングを復活させたモデルだ。
スマートウォッチとして一般的な機能を搭載しており、アプリケーションの追加も可能。睡眠関連の機能が強化され、睡眠スコアを計測して睡眠状態を動物のアイコンで表示、睡眠コーチング機能も搭載される。スマートライトなど他のデバイスを自動調整する機能も加わった。
ヘルスケア機能はGalaxy Watch6シリーズの背面に搭載したBioActiveセンサーにより心拍数や血中酸素濃度、ECG(心電図)測定などこれも一般的な機能を搭載。心拍数の急変時の緊急通報なども可能だ。
新たな機能として不規則心拍通知(IHRN)にも対応。アメリカFDAの認可を受け、Galaxy Watch6シリーズで利用できる。
Galaxy Watch6は42mmと44mm、Galaxy Watch6 Classicは43mmと47mmのそれぞれ2サイズが販売される。8月11日から発売となり、価格はGalaxy Watch6が299ドル(約4万2000円)から、Galaxy Watch 6 Classicが399ドル(約5万6000円)からとなる。
【Galaxy Tab S9】水中利用可能、PCライクに使える大画面モデルも
Galaxy Tab S9シリーズは前モデルGalaxy Tab S8シリーズのバージョンアップモデル。本体サイズはほぼ変わらないが、スマートフォンのフラッグシップモデルと同じチップセット、Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載することで、最強のパフォーマンスを持つタブレットとして登場する。カメラ性能も高まった。
3モデルは11型ディスプレー搭載の「Galaxy Tab S9」、12.4型の「Galaxy Tab S9+」、14.6型の「Galaxy Tab S9 Ultra」というラインナップ。Wi-Fiモデルに加え全機種5G対応モデルも発売になる。前モデルと比べて、スピーカー性能や内部の放熱性能も高まっており、さらにレイトレーシング対応など、エンターテインメントやゲーミング用途にも最適化された。
3製品のいずれも専用スタイラス「Sペン」の利用が可能。充電不要で手書きでき、本体の上部または背面にマグネットで装着して持ち運びができる。本体のリモコン操作にも対応しており、マグネット装着時は充電されBluetooth接続でカメラシャッター機能などが利用できる。タブレットの大きい画面を活かしてアプリの複数分割同時表示機能も可能で、複数の作業の同時使用も楽にできる。さらにDeXモードを起動すると、PCのようにデスクトップを表示し、アプリのマルチウィンドウ作業も可能だ。
Galaxy Tab Sシリーズ初の防水対応となり、IP68の防塵防水性能を持つ。水中での使用は指先でのタッチ操作だけではなく、Sペンを使った手書きも可能だ。アウトドアや現場ユースを考えたMILスペック対応のケースも発売になる。
Galaxy Tab S9シリーズは7月26日から各国で予約が開始となった。価格はGalaxy Tab S9が799ドル(約11万1000円)から、Galaxy Tab S9+が999ドル(約13万9000円)から、Galaxy Tab S9 Ultraが1199ドル(約16万7000円)から。
サステナビリティーを意識したモノづくり
今回発表された新製品はリサイクル素材を多用しており、製品だけではなくパッケージもエコを意識した作りとなっている。イギリスの独立環境コンサルティング団体であるCarbon Trustから業界初の「炭素低減認証」を受けたほか、Energy Star認証なども取得しており、製品製造から流通まで一貫して環境対策に取り組んでいる。
日常的に使うパーソナルな製品だからこそ、サムスンはサステナビリティーを第一に考え、製品開発に取り組んでいるのだ。