メタが運営するSNS「Threads」は7月26日、複数の新機能を追加したことを発表した。いずれもアプリ限定で、ブラウザーからThreadsを閲覧した際は利用できない。
追加された機能は以下の通り。
●「フォロー中」フィード
「フォロー中」フィードは、自分がフォローしたユーザーの投稿が時系列で流れる形式のフィード(タイムライン)。これまでThreadsのフィードは、フォローの有無や時系列とは無関係に投稿が流れてくる「おすすめ」のみだったが、今後はユーザーが両者を自由に切り替え可能となる。
アプリ上での切り替えは、フィード上部のThreadsのアイコンをタップし、表示されたタブから表示するフィードを選べば良い。アプリを終了すると選択したフィードの設定がリセットされるため、「フォロー中」フィードを利用する場合は起動時に毎回切り替え操作が必要だ。
●投稿内容の翻訳機能
投稿の右下に表示されたアイコンをタップすることで、外国語での投稿を翻訳して読める機能。翻訳には「Instagram」と同じくAIを活用しており、筆者が確認した限り、比較的自然な日本語に変換してくれるようだ。
なお、翻訳機能のアイコンはサイズが小さく色もグレーのため、メガネで日常生活に支障のない程度に視力を補正している筆者でも、かなり見つけづらかった。
●通知をフィルタリングする機能
アクティビティフィードに表示される各種の通知についても、フォロー、引用、リポスト(リツイートに相当する機能)などをフィルタリングできるよう変更された。
●フォローリクエストをすべて承認する機能
これまで、他のユーザーからのフォローリクエストは1つずつ手動で承認する必要があったが、今後は複数のフォローリクエストを一括して承認できるようになる。
今回発表された新機能の一部は当初、7月19日に提供を始めていたが、ネットワークリクエストに失敗する問題が判明。翌7月20日から配信を一時停止していた(関連記事:iOS版「Threads」AI翻訳など新機能を実装するも配信は一時停止中)。