独自のメッシュ、フレーム、機能で身体の負荷を軽減、長年のノウハウも踏襲
「Steelcase Karman」は小柄だけどゲーム向けにも! 未来感溢れるエルゴノミクスチェアに座ってきた
2023年07月20日 17時30分更新
ゲーミングとして最適な所以とは
4Dアームと前のめりでも腰にフィットする形状
では、エルゴノミクスチェアのKarmanが、なぜゲームにも最適と感じたのか。まず挙げられるのが、4Dアームだ。Karmanのアームは、上下、左右、前後といったあらゆる方向に調節が可能となっている。アーム部分に肘を固定してFPSをプレイするときはアームを上げて前に出す、格闘ゲームでアケコンを使うときはアームを下げて後ろに下げるなど、ゲームに合わせて柔軟に調整できる。さまざまなゲームをプレイする際に、アームが自由に調整できるというのは、結構大きなポイントになると思う。
加えて、私はFPSをよくプレイしているのだが、敵がどこにいるかをしっかりと確認するために、画面に顔を近づけることがある。この前のめりな体勢でも、背中の下の部分が背もたれにしっかりとフィットしてくれるので、集中して前のめりになっていても、身体をサポートしてくれる。どんな体制でゲームをプレイしていても、しっかりフィットしてサポートしてくれるというにも、ゲームに最適といえる所以となる。
仕事にゲーム、1日中座り続ける人に最適
ゲーミングチェアが置けないスペースでも置けるコンパクトさも魅力
Karmanは、価格が18万4980円(ベーシックモデル)~22万9980円(プレミアムモデル)と、チェアの中では高額なモデルとなる。しかし、仕事からゲームプレイまで、1日中イスに座り続ける人にとって、チェアで身体の負荷を軽減するのは重要だ。
加えて、Karmanは無駄のないデザインで部品を最小限に減らすことで、重さは13kgと軽量かつコンパクトなボディーを実現している。ゲームプレイ用のチェアがほしいけど、大型のゲーミングチェアを置くスペースがない、ゲーミングチェアだと部屋の雰囲気に合わないという人にもオススメできるデザインとなっている。
また、現在発売記念として、Karmanを購入すると無料でEPOSのヘッドセット「H3PRO Hybrid」が無料で付属するセールも実施している。H3PRO Hybridは3万7800円なので、結構オトクにチェアとヘッドセットを手に入れることが可能だ。
なお、Steelcaseの日本オフィスとなる「Steelcase WorkLife Tokyo」は、ショウルームの一面もある。同社の公式サイトから予約すれば、Karmanを始めとした同社の製品を試すことができるので、購入前に座り心地を確認したいという人は、ぜひ予約して足を運んでみてほしい。